・・・�� ページ12
チャリ〜ンッ__
「いらっしゃいマセ。ワタシ、トニオ・トラサルディーといいます。トニオと呼んで下さい。お客様は、初めての方ですネ。お名前をお伺いしてもよろしいですカ？」
「吉良だ」
「ありがとうございます、吉良サマ。ここでは、ワタシがお客様を見て料理を決めるのですが、よろしいですカ？」
「そうなのか？……まぁ、いいだろう。お勧めのものを頼むよ」
「かしこまりました。それデハ、お席についてしばらくお待ちください」
「グレートだぜッ。億泰が親父の世話で来れなかったおかげで、ちょうど席が足りた。ラッキィ〜。こっちの席は俺とAと吉良さん。で、そっちが康一と由花子とシゲチーな。でも、マジでいいんスかァ？ご馳走になっちゃって」
いいわけないだろうが、このボケがッ！
「……構わないよ。食事は大勢でしたほうが楽しいだろう」
「吉良さんは太っ腹だど！最近の大人はケチでいけねェど」
なんなんだ、この頭の悪そうな汚らしいガキは……鼻水が垂れているじゃあないか！気になるんだよ、その鼻水をなんとかしろッ！
「シゲチーくんと言ったかな。鼻が垂れているよ。これで拭きたまえ」
隣のテーブルに座ったガキにティッシュを渡してやる。
「ありがとうだど。オラ、なんか風邪っぽくて……ビーッ」
「え〜、やだなぁ。シゲチーくん、風邪移さないでよ〜」
「ねぇ康一くん、ここ、なかなか素敵なお店ね。今度ふたりっきりで来たいわ」
約束していた当日__まさか彼女が友達と称したガキ共を、こんなにゾロゾロと連れてくるなんて、完全に想定外だった。
クソッ、この店に入れば離れるかと思ったのに、ノコノコとついてきやがって！どこか人目のつかない場所で、一気に爆破させたいところだが……さすがに４人はやっかいだな。
内心で苛立っていると、同じテーブルに座っていた仗助が、心配そうにAに話しかけた。
「A、バイトのほうはどうだった？カメユーの面接、受けてきたんだろ？」
カメユーの面接？……そういえば、販売でアルバイトを募集していたな。
「うん……やっぱりダメだった」
……？おかしいな。確か急募だったはずだから、余程のことがない限り不採用にはしないはずだが……。
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m0902(プロフ) - 了解しました ！ありがとうございます！楽しみにしときます！ (2021年2月11日 23時) (
レス) id: cbe2135a28 (このIDを非表示/違反報告)
m0902(プロフ) - また気が向いたら友達になって下さい (2021年2月10日 10時) (レス) id: cbe2135a28 (このIDを非表示/違反報告)
m0902(プロフ) - 初コメです！すごく好きです !!続きも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年2月8日 10時) (レス) id: cbe2135a28 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花 - 初コメ失礼致します…！！世界観や言い回しがすごく好きです！！一気読みしてしまうのも頷けます…！！これからも応援してます！！どうかお身体にはお気をつけてお過ごしください…！それと条件大丈夫です！！続きがすごく気になるのでまってます…！ (2021年1月5日 19時) (レス) id: c4c21690fd (このIDを非表示/違反報告)
もとか - まってます、、、 (2020年8月17日 23時) (レス) id: 4ade42e6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光
| 作成日時：2016年10月27日 19時
