40 悪魔すぎて拒否反応でた ページ5
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『あ〜美味しかった、ご馳走さま』
白岩「いえいえ、これで出荷は確実だわ」
『喧嘩する?』
シュークリームのゴミを片付けながら涼しい顔して毒を吐くイケメン。なんだこの状況は。
ちらりと時計を見ると、針が差していた時刻はまさかの2時。
そして案の定私のベッドに座りながら呑気にぺらぺら楽しそうに話してる瑠姫くん。
なんで部屋の主が地べたに座ってるのに瑠姫くんがベッド占領してんの???おい??
『瑠姫くん、そろそろ私寝るよ』
白岩「え〜」
『可愛くないからとっととお帰り』
私がそう言うと、プリンスはクッションを抱きかかえていじいじとする。
顔がいいから雑誌の1ページに見えてきた腹立つ。
白岩「だってさー、優しい誠明くんと奨くんに毎回付き合ってもらうわけにはいかないよ」
『その気遣い私にもほしかったな』
白岩「今日休憩中寝てたじゃん」
『なんで知ってんの?』
今日は瑠姫くんの言う通り、休憩中に空き部屋の机に突っ伏して爆睡した。
スタッフさんがクマやばいから寝ておいでって言ってくれたからお言葉に甘えたのにまさかの見られていた事実。
瑠姫くんが「それ通りかかったから俺らのグループの人みんな見たよ」なんて言うもんだから私はもう恥ずかしくて限界だった。
白岩「わざわざ誠明くんが別の部屋からブランケット取ってきてた」
『あ、確かに起きたとき肩に見覚えないブランケットかかってた』
白岩「しかも文哉なんて疲れてるのかな、なんて心配して飲み物置いて行くし」
『お疲れ様って書いてある新品のやつ机に置いてあった!!』
やだ…優男しかいないじゃん…
私はみんなの優しさに喜びを噛み締めていると、「まあ俺は首の後ろに落書きしといたけどね」という爆弾発言が聞こえてくる。
『…首の後ろに落書き……?』
白岩「うん、今も残ってるよ。写真撮ってあげる」
いや瑠姫くんめっちゃウケてるけどそれで私1日生活したってこと???は????
そして「私は白岩担です」と書かれた首元がバッチリ写真に収められていた。涙流しながら爆笑してる瑠姫くんに来世ではイケメンに生まれてこない呪いかけた。
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マァ(プロフ) - 久しぶりに読んでも楽しいし泣けました。 (2023年2月24日 11時) (レス) @page50 id: 72e8f2e0cc (このIDを非表示/違反報告)
雪りんご(プロフ) - こんにちはりんごじゃむさん!日プの新作とか出すつもりあるでしょうか??すごくみたいです!! (2020年8月13日 4時) (レス) id: d343e70c28 (このIDを非表示/違反報告)
りんごじゃむ(プロフ) - go to the topさん» こんにちは、返信が遅くなってしまい申し訳ありません!転載のお話ですがもちろん可能ですよ!!私の作品が多くの中国JAMの方に読んでもらえることを心から願っています!その際はぜひ名前の記入をお願い致します! (2020年8月9日 19時) (レス) id: 009a13994c (このIDを非表示/違反報告)
go to the top - こんにちは、りんごじゃむ先生!翻訳してからLOFTERに転載してもいいですか。中国にもJAMがたくさんので、原作者を明記するのを忘れられない。 (2020年7月10日 16時) (レス) id: d57e1e7b99 (このIDを非表示/違反報告)
rin(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて一気に読んでしまいました!他の作品も楽しみにしています! (2020年6月28日 4時) (レス) id: 5f1fa35d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんごじゃむ | 作成日時:2020年3月30日 18時