ナカゲノシェアハウス！【ナカノヒトゲノム】 (ページ28)

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いばらside

『簡単に言うと……私はウェスト公国第1王女、あっちでの名前はシャルトリュー・ウェスティア…祓魔師の家系、本来は悪魔退治なんかが仕事だけど…時代の進化で廃っていったから珍しいよ、国でも私達だけね』

あ｢私も似たような感じ、日本人とウェストの人間のハーフだけどね、いばらの国の隣国グリムローズ公国第1王女…リア・グリーン・アンネロッテ｣

『私達暇つぶしで日本に来たらまさかのアイドルになっちゃって』

あ｢気に入ったからここに居るんだよね！｣

ザ｢いや！まてまてまて！理解がおいつかない！｣

『どっちも本名だから好きに呼んでよ』

あ｢私も幽霊？悪魔？が見えないわけじゃないんだけど薄らなんだよねぇ…｣

ユ｢ウェストとグリムローズって…どっちもすごい国じゃにゃいか！行ってみたかったんだ！｣

『今度招待してあげよっか？あそこ、私達が絶対の国だから』

あ｢いい場所だよ～♪｣

駆｢マジか………やべぇ｣

ヒ｢お、王女…様…｣

ア｢なんかすごいです～｣

カ｢やばいっ………｣

鬼｢お姫様って訳だな｣

ユ｢何となく似てると思ってたら本人だったんだな！！｣

マ｢…zzZ｣

『私達の国ってオカルトな事が普通だから、カリンとか好きそう』

カ｢オカルト…｣

あ、目がキラキラしてる

『現代日本じゃ全く信じて貰えないからめんどくさいよね、そーゆー奴は呪っちゃうけど』

あ｢それやめなさいって言ってるのに｣

『別に…そこら辺にも低級悪魔ならいるからね、小悪魔ちゃん達』

ア｢お、俺も見てみたいです！｣

そうくるの…

『そーゆーのはあかりが得意だよ』

あ｢私～？んーとー｣

あ｢私達と長い間居ると影響されて見えるようになるかも｣

鬼｢ナカノヒトゲノムの中でも鬼やらが居たんだ、不思議じゃぁねぇな｣

駆｢あ、だからいばらは突然何もない所に話しかけたりするのか！｣

『でも流石にアイドルと声優、学生の両立は辛いから私、アイドル辞めようと思うんだよねぇ』

あ｢え、いばらが辞めるなら私も辞める｣←

ヒ｢お、大きな話です！｣

『あ、そうだ…』

あかりはすぐに憑かれちゃうから

『あかりに守護の呪いをあげる』

あ｢え？………？？｣

あかりの首に手を滑らせる

これは術者にしか見えない、この魔法陣の模様が分かっちゃったらダメなの、なんでかわ忘れたけど

守護の呪いは術者の生命反応が消える時まで

『これで大丈夫だと思うよ』