怖ーい！！！！！！！ ページ4
弔をトウヤと会わせるのもアレだから、トウヤに先に帰ってもらって弔の手を握りながらブラブラしてたんだけど……
俺の目の前には若い頃のオール・フォー・ワンがいるんだよな。
そのオール・フォー・ワンは俺を興味深そうにジーッと見つめている。
ふふ、ふふふ……
ど う し て こ う な っ た
怖ぇよぉ！！いやさ？確かにオール・フォー・ワン食べてぇよ？好きだよ？だけどさ〜……
こんなに顔近づけられて殺気ビンビンに当てられたらぁ……なぁ？
ガクブルだよな(いい笑顔)
「……君の個性、とってもいいね」
『…ひえ』
小さく悲鳴を上げたつもりが、オール・フォー・ワン……もう長いから先生って呼ぼ()
先生には聞こえてたらしく、「すまない」と謝られた。
『いっ……いやっ！その、あなたは悪くないんですよ！その、えっと、あの、わ……私が悪いというか、ごめんなさい……！』
「うん？君は何も悪いことをしてないだろう？」
『そっ……うなのかもしれませんが！謝らないと気がすまないんですよ！！！』
え！？うるさい！？そうかいごめんなさいね！！！！
内心で謝っていると、先生がふっ、と小さく吹き出した。……はぇ？
『えっ……あの、私、なんか笑われることでもしましたか…？』
「した、のかな。…でも僕が君の発言がおかしいと思ってしまってね。それでつい…」
それってつまり笑われてるってことじゃね…！？
うおお……！！俺としたことが！！憧れの人に！！笑われるとかぁ！！！カッコわりぃかよ！！
頭を抱えようとしたところで気づいた。
そういえば俺弔の手ぇ握ってたわ。忘れててごめんな弔…
弔の頭をひと撫でする。
気持ちいいのか、猫のように目を細め、手に擦り寄ってきた。
んんんかﾞわﾞいﾞいﾞ！！
『それで、その……何か御用でしょうか？』
切り替えて先生の顔を覗き込む。
すると先生はふっ、と笑ってから「本題に入ろうか」と仕切り直した。
「隣にいるその子を引き取りたいんだけど、いいかい？」
…やっぱりそのことか。
俺は弔を抱きしめ、先生をキッ、と睨んだ。
『ふざけないでください。この子は私が見つけました。なので私が預かります。』
小さな決意だけど、先生には伝わっただろう。
先生、ここは引いてくれ____！
先生は偉大なるお方だよな？→←時が過ぎるのはいつも早いんだよ覚えとけ
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乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！これってトガちゃんの兄の続編な感じですか？ (2023年3月23日 6時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
soragirl3008(プロフ) - Kakuチョコ様は神様ですか！？こんなに素晴らしい作品を作るなんて！これからも頑張ってください！更新楽しみにしています！でも、お体には気をつけてください！ (2019年12月21日 14時) (レス) id: 7bebdbe9d1 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - トガちゃんと窃野さん？君？どっちも応援してます本当に面白いから好きっす (2019年10月27日 21時) (レス) id: e8f1f4b21c (このIDを非表示/違反報告)
こゆきりん - めっちゃ面白いです...!転生した夢主を更に転生させるとか、とても斬新な発想だと思います!作者様は天才なんでしょうか!?これからも更新、頑張ってください! (2019年10月11日 22時) (レス) id: acefffe3db (このIDを非表示/違反報告)
もちお！ - トガくんの方から飛んで来ました〜！設定のところ、トガちゃんの「姉」になっちゃってましたよ…トガくぅんんん！！アッ、応援してますね！ (2019年10月11日 22時) (レス) id: a103d81c3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kakuチョコ | 作成日時：2019年10月9日 17時
