噺／３２ ページ32
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私の髪をナイフか何かで切った後、男は祖母の方に近づいた。
「おばあちゃんに近づかないで！！」
体当たりをしても、意味をなさなかった。
それどころか、足で蹴られて倉庫の壁に叩きつけられる。
ぼんやりとした意識の中、男が祖母に、ナイフを突きつけているいるのが分かった。
「…ぁ、あぁ……ああ……お願、やめッ！」
私に力があれば、助けられるかもしれないのに。何故、私はこんなにも弱いのだろう。
誰か、お願い。私は如何なっても構わないから
家族を、助けてください
_______異能力『ｰｰｰｰｰｰｰｰ』
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探偵社員が駆けつけた時、倉庫は異質な状態だった。
頭だと思われる男は外傷もないのに虫の息で地に倒れこんでいる。そして、血塗れな女性は何故か無傷。
其れよりもっと遠くで倒れている少女の周りには、花が置かれていた。
少女は静かに眠っていた。
白い肌に、開けられることのない瞳。
月光に反射し輝く髪。
何も知らない人が見れば、おそらく死 んでいると錯覚するだろう。
けれど、息を飲む程、綺麗な光景だった。
「…ッ与謝野先生を！」
「は、はいッ！」
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お嬢(プロフ) - こんにちは！えっと……1話目で異能力の時点で気づけよ！とありますが、どういう意味でしょうか？ (2016年12月1日 17時) (
レス) id: 989eae2896 (このIDを非表示/違反報告)
とみー - 凄く面白いです！あとよかったらですが絵を描かせて頂けないでしょうか...(･ω･`) (2016年11月13日 22時) (レス) id: a2712d12f1 (このIDを非表示/違反報告)
きたにゃん(プロフ) - 華京院アリスさん» コメントありがとうございます！私もすごく書けるという訳ではないのですがそれでもよろしければ。そうですね…、やっぱり文と文との空白はある程度開けた方がいいと思います！私の場合、文庫本などの書き方をよく読んでいるのでそれに近い書き方になっているのかなと。 (2016年9月13日 7時) (レス) id: dabed5a637 (このIDを非表示/違反報告)
華京院アリス(プロフ) - はじめまして！読ませていただきました。すっごく面白いです！そんな発想があったか！って思いました。私は最近小説書き始めたばっかりで全然うまく書けないので尊敬しちゃいます！迷惑じゃなければアドバイスとかもらってもいいですか？更新楽しみにしてます！ (2016年9月12日 20時) (レス) id: 270ea87993 (このIDを非表示/違反報告)
きたにゃん(プロフ) - そんなことありませんよ！笑笑 楽しく見ていただけているのなら嬉しいです！更新頑張りますね (2016年9月6日 19時) (レス) id: dabed5a637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きたにゃん | 作成日時：2016年8月23日 19時
