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当時、俺こと朔間凛月 6歳、麻樹A5歳。ちなみにま〜くんも5歳。
俺とAは家がお隣同士で、ま〜くんはご近所さんで。
歳も近くて、必然的に「幼馴染」が確立される環境で育った。
義務教育とは恐ろしいもので、俺が先にピカピカのランドセルを背負うことになった。
幼稚園を卒園した時、ま〜くんもAも「『りっちゃんがいないとや！！！！！』」ってお目目に涙溜めてたのは可愛かったなぁ。
学校が終われば一目散に帰って、2人と家で遊んで、その繰り返し。
だけど、時たま。公園に出掛けたりとか、そーゆー事もしてた訳で。
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「りっちゃん、ひらがな。そろそろ帰ろ、パパたちに怒られちゃう。」
「うん。」
Aはブランコで遊ぶのが大好きで。俺もま〜くんも、Aのママもパパも。
─────遊ぶ時は手を離しちゃダメだよ。
って、何度も教えてたのに。
「ひらがな、帰ろう。外が暗くなる前に。」
『りっちゃん！』
「っ！ばかひらがな…！」
『あっ』
俺が、名前を呼んだから。俺が、ブランコで遊んでる途中のAに手を差し伸べたから。
ザリザリ！ドタン！！なんて、明らか嫌な音が耳をつんざいた。
Aが、勢いのあったブランコから転げ落ちた音が、
「え、ひらがなだいじょーぶか！？」
「ま〜くん、きゅーきゅーしゃ…！誰か、大人の人…！」
─────今も耳から離れない。
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なこ(プロフ) - 凜花さん» ありがとうございます…！続きもぜひお楽しみに…(*´˘`*) (8月21日 22時) (
レス) id: b90089acae (このIDを非表示/違反報告)
凜花(プロフ) - 出だしから好きです‥‥続き楽しみにしてます！！ (8月14日 1時) (レス) @page2 id: b254cf441a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこ | 作成日時：2023年8月9日 21時
