どうして＿＿ 【BTS】

thirty-nine ページ39

You side



ガチャ









ドサッ









持っていた荷物をそこら辺に放り投げ、ベッドに飛び込む。









ふぅ……








.









.









.









あ、そうだ。ジミンの部屋に行って熱はかってこなきゃ。









体温計を持って部屋をあとにする。









＿＿＿＿ジミンの部屋




ホテルはホテルでも結構いいわけで、インターホンもついているため、インターホンを押す









すると中から「はぁーい」という間抜けな声が聞こえてくる。









「ジニです。」





JM「え！？A！？ちょ、ちょっと待て！！」









そう言い終わったのと同時に聞こえ始めた、ガタガタという物音。









.









.









途端に静かになった。









JM「は、入っていいよ！」




「お邪魔します。」









「熱を測りに来ました。」









そう言うとジミンは固まってしまった。









ジミンの顔の前に手をひらひらさせてみる。









すると、正気に戻ったようで身震いした。









JM「な、なんで？僕風邪ひいてないよ？」




「さっきから人の顔みてぼーっとしてるし、顔も赤い様なので測りに来たんです。」





JM「そっか。」




「はい。どうぞ、体温計です。」









JM「ありがとう。」









渡すと素直に受け取って体温計をはさんでいるジミン。









.









.









ピピピピッ




合図で表示を見ると、36.6度。









「熱、ありませんね。」









……









.









.








珍しく返事が帰ってこないと思い、ジミンを見ると、またもやこっちを見てボーッとしている。









「大丈夫ですか？また顔が赤いですよ？」









JM「うん……」









「熱がないようなので、私は戻りますけど、しっかり体大事にしてくださいね。」









「んじゃ＿＿「ねぇ。A。」………はい。なんでしょう。」









帰ろうと思ってドアに向けているからだをそのままに、応答した。









.









.









JM「なんで僕が赤くなるか分かる？」









.









.









何を言ってるんだ？









「分からないからここに来たんですよ」









JM「Aが好きだから。」









.









.









.









「え………？」

forty→←thirty-eight

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキー21

KOYA

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す