第二十九話 ページ32
何せ入団試験で散々暴言を吐いた挙げ句に、二対一の状況であんな闘い方を見せた奴がこんなにデレデレになっているのだから、驚かない奴はいないだろう
貴方『ねーぇーヤミ?私の事好き?それとも嫌い?』
ヤミ「...好きだよ、もう超大好き」
貴方『っ...!よかったぁ!私の事嫌いにならないでね!...ぐぅ』
ヤミ「...寝たか」
ヤミの頭によしかかってAは眠っていた
ヤミ「...眠り姫は鈍感だな、ほんとーに」
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貴方『...あ?』
また寝ていたらしい、しかもヤミによしかかって
ヤミ「おいコラ眠り姫、さっきの記憶あっか?」
貴方『...さっき?えーと、ビール飲む所から無いな、全く』
ヤミ「...そーかよ、具合悪くねぇか?頭痛いとか、気持ち悪いとか」
貴方『...特に無いな、俺が何かしたか?』
全く記憶にないのは事実、これは聞いといた方がいいな
ヤミ「別にぃー?何もなかったですよー?ほらさっさと起きろ、オレの肩占領しやがって...あっこれウチのお姫様でーす」
意識がまだハッキリしていないが、近くに誰かいるのは分かる
貴方『...ジャック・ザリッパー、リル・ボワモルティエ、ノゼル・シルヴァ、ゲルドル・ポイゾット...あ?ん?全員団長!?』
団長が四人も揃っていた事により、一気に意識が覚醒した
ジャック「はーん?なかなかいい顔してんなぁ、まぁまぁ好みだ」
ノゼル「試験の時はよく顔が見えていなかったか、なかなか...」
貴方『はいっ!?っていうか何でココに!?』
ヤミ「オマエがオレの首によしかかって寝るからだろ、ほらお前らもう帰れ」
ヤミに言われても渋々酒場の様な所から出ていく団長達、すると真後ろから女の声が聞こえた
??「一度上位に来ただけで大分浮かれてるな」
ヤミ「あ、アネゴレオン」
貴方『メレオレオナ団長です、ってアスタさん達が捕まってますけど』
メレオレオナ「貴様らもだ、一人は病み上がりらしいが問答無用だ」
貴方、ヤミ『「えっっ」』
私とヤミは炎で出来た猫の手のようなものに捕まった
貴方『ちょっ!何故私まで...!というかアスタとノエルとシャーロット団長が白目向いてますけどぉ!?大丈夫ですかぁ!?』
メレオレオナ「あぁ、少し五月蝿かったから黙らせた、無論お前達も五月蝿ければこうなる」
ヤミ「...A、ここは黙って従っとこう」
貴方『了解です、これは逆らったら死ぬ気がします』
そして私達はメレオレオナ団長に捕まったまま連れていかれた
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kokomi412(プロフ) - ハオミンさん» ハオミン様!コメント有り難う御座います!私もゾラが本当に大好きです!私の小説で一人でも喜んでいただけるようにこれからも頑張ります!本当に応援有り難う御座いますっ!! (2019年5月19日 7時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
ハオミン - 私もゾラ君大好きです!素敵なお話をありがとうございます (2019年5月19日 7時) (レス) id: 228eb0b481 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» コメント有り難う御座います(*´ω`*)これから頑張って活躍してもらいます!私の少ない文章力をフルに活用して! (2019年5月17日 22時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
メリア - ゾラこれから大活躍しそうですねー (2019年5月17日 22時) (レス) id: edc4abbf43 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» その死んだ目を好きっ!!なんかあの無気力というかやる気の無さそうな所もまた好きなんですよ!ブラクロのアニメの最新話で私ずっと悶えてました(^o^;)コメント有り難う御座います! (2019年5月17日 6時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokomi412 | 作成日時:2019年5月3日 14時