第十七話 ページ19
ゾラside
ゾラはヤミの部屋のベランダから飛び降り、普通にアジトの入り口からまた入る
ゾラ「...少し姿を見るくらいなら、バレねぇよな?」
コレは少しの好奇心のようなものだ、今アイツがどんな姿になっているのか、どんな声で話すのか...
ゾラ「確かヤミのダンナが大広間にいるって...っ!」
ゾラは咄嗟に柱に隠れる、そして大広間への通路を通ってやって来たのは、Aだった
貴方『...ゾラがこの街にいるのは確かだ、それならヤミに頼らず自分で探した方が良いかもな...』
独り言を呟くA、オレの事を探してくれようとしている
ゾラ「...まだオマエとは会えないな、オレの気持ちが落ち着くまで...」
ゾラはぽつりと呟きAの方を見る、すると名前は目をつぶり眠っているようだった
ゾラ「は...?確かアイツ寝られないってヤミのダンナが...っ!///」
ゾラはAが眠った事に驚愕し、Aに近づいた、するとAの手にはゾラの写真があった
ゾラ「何か恥ずいなコレ...///」
ゾラはAが持っている写真を盗ろうとした、だが写真を持つ手の力が強すぎて盗れなかった
ゾラ「...駄目だ、力が強すぎて盗れねぇ...コイツ、どんだけオレの事好きなんだよ...」
ゾラは写真を諦め、Aのボサボサの髪を優しく撫でる
ゾラ「...オレとは正反対の青い髪、ルビーの瞳...今は男の身体か?昔は良くコロコロ性別変わってたな」
料理を手伝うときには女の姿、力仕事をするときは男の姿
ゾラ「...今オマエを起こして話をしたら、オレの胸のモヤモヤも晴れるんだろうな...だがオレはまだオマエに会えない」
オマエが二度と、オレの父さんの敵を取るような真似をしないよう、昔のように人を殺さぬように
ゾラ「オレが強くなって、オマエと五分五分で戦えるように、オマエを守れるように、なれるか...?」
いや流石に五分五分は言い過ぎた、絶対に無理だろ
ゾラ「...まぁ五分五分は無理でも、オマエの背中だけでも守れるように、強くなるから」
だから、オマエもオレの事を見つけ出してくれよ?
ゾラ「見つかったときには大人しく全てを話す、じゃあな」
ゾラはAの髪を乱暴にグシャグシャっとした後、アジトから出ていった
ゾラside終了
次の日の朝___
貴方『....ん、んー...』
窓から眩しい朝日が差し込む、いつの間にか眠ってしまってたようだ
貴方『...久しぶりに寝たな、ゾラの写真があったからか...ん?何でこんなに髪がボサボサなんだ?』
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kokomi412(プロフ) - ハオミンさん» ハオミン様!コメント有り難う御座います!私もゾラが本当に大好きです!私の小説で一人でも喜んでいただけるようにこれからも頑張ります!本当に応援有り難う御座いますっ!! (2019年5月19日 7時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
ハオミン - 私もゾラ君大好きです!素敵なお話をありがとうございます (2019年5月19日 7時) (レス) id: 228eb0b481 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» コメント有り難う御座います(*´ω`*)これから頑張って活躍してもらいます!私の少ない文章力をフルに活用して! (2019年5月17日 22時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
メリア - ゾラこれから大活躍しそうですねー (2019年5月17日 22時) (レス) id: edc4abbf43 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» その死んだ目を好きっ!!なんかあの無気力というかやる気の無さそうな所もまた好きなんですよ!ブラクロのアニメの最新話で私ずっと悶えてました(^o^;)コメント有り難う御座います! (2019年5月17日 6時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokomi412 | 作成日時:2019年5月3日 14時