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和side
そう言って
俺の布団に潜り込んできた大野さん…
和「移るからダメだって！ゲホッｹﾞﾎｯ…」
ダメって言ってるのに
ギュッて大野さんが俺を抱き締めてくる
智「…大きな声出したら、咳でちゃうでしょ…」
優しく俺の背中をトントン…
和「…でも…」って大野さんを見上げれば
智「…言ったでしょ…ニノの風邪なら移ってもいいって…」
和「ダメだよ…仕事あるんだし…大野さんが風邪引いたら、歌番組とか…穴開ける事になる…」
大野さんの体を両手で離そうとするけど
元々、非力な俺…
更に、今は熱があるから…
びくともしない大野さん…
それどころか
グイッて更に抱き締められる
智「…俺、そんなにやわじゃないから大丈夫だよ(笑)」
和「悪かったね……貧弱で…ゴホッゲホッ……」
智「…ﾌﾌｯ…大丈夫？」
和「…ﾝ…平気」
智「…ニノ…」
ことさら優しい声にビックリする
和「…な、何…？」
大野さんを見上げれば
智「…ﾌﾌｯ♪…大好き…」
あ〜…何時ものじゃれあい？
和「…ハイハイ…ありがとう…寝ましょうね」
これ以上抵抗しても、一緒に寝る体勢の大野さんは引かないだろと…諦める
智「…ニノは？……俺の事…好き？」
和「…大野さん……俺…怠いの…寝たいの……じゃれてる元気ないの……」
薬も効いてきてて…眠い…
智「…ごめんね…そうだよね…」
あんまりにも悲しそうに呟くから
和「好きですよ♪…俺は嵐の人達……皆……大……す……き………(。-ω-)ｳﾄｳﾄ」
智「…違うんだよ…ニノ…俺の好きは…ニノの好きとは…違うの」
違う……？
鼻先にﾁｭｯ…
和「…だから……眠い…って……んっ？！」
その先の言葉は
大野さんの唇で塞がれて…
(○_○)・・・・・・
今……何されてる？
眠気でボーッとする頭で考えるけど…
眠気が勝っちゃって…
大野さんの声が凄く遠くで聞こえた…
─────────────────────
智side
ニノに見上げられたら
理性が保てなくなる
熱のせいか何時もよりうるんだ瞳に煽られる
堪らなくなって…
智「…ﾌﾌｯ♪…大好き…」
本気の告白
ニノには、何時ものじゃれあいって思われたみたいで
嵐の人達……皆……大好きって
一くくりにされた…
そうじゃない…
俺は個人としてニノにどう思われているか
知りたいんだ…
ウトウトしてるニノの鼻先にキスを１つ
和「…だから……眠いって…」
瞼がつきそうなニノから抗議の声が出る前に
その唇を塞ぐ
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年4月6日 20時
