13 ページ13
和side
俺の体を支えながら店を出る錦
店の駐車場の壁に背中をつけられた…
何？って錦を見れば
壁ドン？
少女マンガのワンシーンみたい(笑)
錦「…二宮君…」
真剣な眼差しで錦に見つめられれば
こんなイケメンに迫られたら
女の子はイチコロだろうな〜……なんて思ってしまう
でも…
あれれ？
和「……錦〜？…錦って…双子らったっけ〜？」
目の前の錦が…二人に増えた……(^o^;
錦「…可愛い♪……好きです…二宮君…大好き…」
ん？
錦の顔が、徐々に近付いてくる
もう少しで…唇が触れそう……
ギュッて目を瞑れば
聞き慣れた声達…
智「…錦戸っ！……ニノにそれ以上近付くな！」
潤「ニノから離れろよ！(o･｀Д´･o)!!」
錦「…邪魔しないでくださいよ……やっと二宮君と、二人っきりで食事に来れたのに…」
翔「ウチのメンバーに手を出すのはやめてくれる？」
雅「酔わせて襲うなんて……最低だな…」
錦「…もう少しで、お持ち帰りできたのにな…」
俺の頬をそっと撫でて
錦の指が俺の唇をなぞる
その瞬間…俺の体は強い力で引っ張られた
見上げれば
俺の事を嫌っているであろう人…
和「……大野さん…？」
何で？
貴方は、俺の事…嫌いなんでしょ？
何で…そんなに苦しそうな顔をしているの？
何で…泣きそうな顔をしているの？
智「…無事で良かった…」
力一杯抱き締められて…
混乱する頭…
嫌いなのに…こんなに心配してくれるのは…何故？
チッて舌打ちした錦に
翔「２度とニノに近付かないでね〜♪」
潤「酒飲んだんなら、代行呼べよ！(笑)」
雅「ニノの事は諦めてね(-.-)」
メンバーの言葉が、頭の中でグゥワァングゥワァンしてきて
目の前の大野さんも…何重にも見える
智「…ニノ？」
和「…大野しゃんが5人も居る〜♪ﾌﾍﾍ…」
智「…相当飲まされたね(笑)」
雅「…ニノ〜…大丈夫かよ？」
和「…相葉しゃん…三つ子らったんら〜♪」
雅「ちげぇ〜し(苦笑)」
眠〜い…(=_=)
潤「とりあえず…この酔っ払いを車に乗せて(笑)」
翔「…無事回収できて良かった…あと、数秒遅かったら…錦戸に唇は奪われてたね…」
智「…誰にもやらね〜よ…ニノだけは…」
潤「…だからさ…そういう事は、本人に直接言えよ…」
翔「爆睡中に言ってもね…伝わらないよ(笑)」
雅「翔ちゃんといい勝負だね…ヘタレっぷり(笑)」
智「…そんな簡単に…言えないだろ…同じグループだからこそ…尚更…」
翔「それだけ、本気って事か…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年4月6日 20時
