中学で強豪のバスケ部でマネージャーだった彼女は、高校では強豪のバレー部でマネージャーをしています！

ボールが7個 ページ8

ー翼sideー


「集合！」



斎藤コーチが集合をかけると、仮入部の人以外、全員集まってきた。



「今日から1週間、マネージャーとして仮入部する白宮翼だ」


「白宮翼です。よろしくお願いします」


「「シャース！」」


「それじゃあ各自練習に戻れ！」


「「はい！」」



皆さん元気だなー

というか、そんなこと言っている場合じゃない。

皆さんの練習が始まっているんだから、私も仕事をしないと。



「コーチ、マネージャーの仕事で必ずやることや白鳥沢特有のものってありますか？」


「特有なことは無いが、ドリンク作りとタオルやビブスの洗濯は必ずやってくれ」


「わかりました。･･･最後にドリンクを作る水道の場所を教えてもらってもいいですか？」


「ああ、そうだね。･･･天童！」


「ハーイ」



コーチが天童？さんを呼ぶと、練習をしている部員たちの中から、赤い髪を逆立てた背の高い人がこっちに向かってきた。



「何か用〜？」


「白宮をドリンク作る水道まで案内してくれ」


「オッケ〜イ。じゃあ行こうカ〜」



私は天童？さんという人の案内の元、ドリンク作りの水道まで案内してもらうことになった。





・

ボールが8個→←ボールが6個

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す