はつこいとひとめぼれ。【菊地原士郎】 (ページ36)

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ボーダー正式入隊日 2 ページ36

夢主side

広報？でよく見る人達は本当に顔が良い。隊長の嵐山さんは言わずもがなかっこいい。佐鳥さんや時枝さんはどちらかと言うと可愛い……？木虎さんはちょっと厳しそうだけど年下なのに私より強いし可愛い。流石広報部隊だな。

トリガーを起動して最初に私が目指すのは勿論シューターだ。ガンナーとも迷ったけどエイムが合わなそうなので辞めた。トリオンの多さで直殴り出来るならそっちの方が良いだろう。

ここで、一度ポジションごとに別れることになった。スナイパー希望の人達と離れる事になったけど、中にはとても小さい……140あたりの女の子が居たけれど、大丈夫なんだろうか。

嵐山「改めてアタッカー組とガンナー組を担当する嵐山隊の嵐山准だ。まずは入隊おめでとう。」

そう言うと、私の隣に居た少年に目配りをして微笑んでいた。まぁ元々笑顔だったけど。眼鏡の男の子とこれまたちっちゃな白髪の男の子はぺこり、とお辞儀してたり手を振ってたり……いい子達なんだなっていうのはすぐに分かった。

「忍田本部長もさっき言っていたが君達はまだ訓練生だ。B級に昇格して正隊員にならなければ防衛任務にはつけない。じゃあどうすれば正隊員になれるのか……最初にそれを説明する。
各自、自分の左手の甲を見てくれ。」

そう言うと、辺りの人が一斉に左手の甲を見始めた。私も自身の甲を見てみる。すると、そこには1000という文字が現れた。

そのあと嵐山さんがまた話し始めた。要約すると、今のトリガーホルダーに入っている1つのトリガーで戦って4000ポイントまで上げよう、みたいな感じ。

その後少し部屋を移してまぁまぁの広さのある仮想空間？の訓練室？に移動した。

なんと、対近界民との戦闘訓練という。無茶振りすぎる。いくらトリオン切れや怪我、近界民に攻撃力がないからと言っても、あの大きさの近界民と戦うのは流石に怖すぎる。周りを見てみれば、怖がってる人も何人か見られる。

まぁこうグズグズも言ってられないのでそのまま訓練室に入ってみた。