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嬉しさに包まれながら、他のプレゼントや手紙も開封していく。
「親愛なるAへ
冬休み休暇はいかがお過ごしですがか？
僕はおばあちゃんと美味しいご飯を沢山食べました。
休暇はとても楽しいけど、早く学校のみんなに会いたいと思います。休暇後に会えるのを楽しみにしています。
あなたの友人 ネビル・ロングボトム」
ネビルからの手紙だった。両親からの嬉しいプレゼントに加え、ネビルからの手紙も来て正直僕は幸せすぎてこれから何かとても不幸なことがあるんじゃないか、とさえ思った。
幸せに浸っていると、ふと緑の小包と手紙が目に入る。
「親愛なるAへ
クリスマス休暇は如何お過ごしですか？」
という定型文から始まった手紙の丁寧さは次の文で失われる。
「君、A家の純潔なんだって？何で教えてくれなかったんだ。道理で君が他のグリフィンドールとは違うと思ったよ。グリフィンドールなのが本当に惜しいよ、
それに、純潔なら関わる人は尚更選ぶべきだ。もう少し自分の友好関係について考え直すことをおすすめするよ。」
そして最後にはドラコ・マルフォイと名前が綴られている。
手紙でさえ嫌味なことを書くことに嫌悪感を感じながら、わざわざ僕に手紙を書いている彼を想像すると何だか不思議な気持ちになった。というか君、僕の名前知らないで話しかけてきてたのか、純血主義と聞いていたからてっきり知っているものかと思っていた。
あ、そうだ小包も来ていたんだ。
中にはいかにも高級そうな肌触りの良い緑色のハンカチが入っていた。
純粋にハンカチは普段から使うものだし嬉しいのだけど、彼の送ってきた手紙の便箋は薄く緑がかっていて、インクもただの黒ではなく、よく見たら深い深い緑であることが分かる。
プレゼントボックスも緑で中身のハンカチも緑だ。
マルフォイ、君独占欲強いタイプだろ。そう思ったが返事の手紙には書かずに心に秘めておいた。
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あられ(プロフ) - れいなさん» コメントありがとうございます。盲点でした！あまりがっつり描写しない予定ですが、一応わたしの中ではドラコ受けです。 (2023年3月22日 10時) (
レス) id: eb7af9fd92 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ドラコって受け何でしょうか？そういうの決めてなかったらすいません。 (2023年3月21日 17時) (レス) @page25 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あられ | 作成日時：2023年1月16日 21時
