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しばらくしてクリスマス休暇が始まった。
「フィル、起きて」
もう朝よ、と優しい母に起こされる
ホグワーツでの生活に慣れたせいか、前までは当たり前だったはずの母の存在に少し違和感を感じた。
おはよう、と挨拶を交わして重たいまぶたを必死に擦ってなんとか目を覚ます。
するとそこはなんだか懐かしい我が家で安心を覚える。
しかしなんだか目立つものが1つ、ポツンと置いてある
クリスマスツリーだ。
ツリーの下にはプレゼントの箱と手紙が置いてある。
今年のプレゼントは何だろうか、と胸を躍らせ、さっきまで眠たかったことが嘘のように目がぱっちりと開いていた。
早速プレゼントを開けてみた。
やっぱり僕の好みを知り尽くした両親は今年も深い青色のプレゼントボックスを選んでくれた。
中にはずっと僕が欲しがっていた長編シリーズの小説が入っていた。
嬉しくて顔も見ずに感謝を伝えて本を開く
『！これ初版じゃないか！サインもついてる！どうやって手に入れたの？人気でなかなか手に入らないよこんなの！』
すると母は優しい顔で答えた
「知り合いの方から譲ってもらったのよ、どうやら2冊ずつ買っていたみたいで」
なんと母は僕が欲しいと言っていた本を覚えて、知り合いに声をかけて探してくれたのだ。
『母さんありがとう、本当に嬉しい。』
今度こそ目をみってしっかり感謝を伝える。
母は心底幸せそうに何も言わず僕を抱きしめてくれた。
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あられ(プロフ) - れいなさん» コメントありがとうございます。盲点でした！あまりがっつり描写しない予定ですが、一応わたしの中ではドラコ受けです。 (2023年3月22日 10時) (
レス) id: eb7af9fd92 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - ドラコって受け何でしょうか？そういうの決めてなかったらすいません。 (2023年3月21日 17時) (レス) @page25 id: be0b1c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あられ | 作成日時：2023年1月16日 21時
