ep.9 ページ11
あれから私、ユウ、学園長は目的地である図書室に居た。
最初来た時は暗くてあまり辺りが見えていなかったが、明かりをつけると物凄く室内は広く所狭しと本の棚が敷き詰められていた。
そんな私は今、ユウと学園長が調べ物をしている隣である本棚の本を一冊手に取っていた。
一件、何の変哲もない唯の本だが不思議と何か惹き付けられるように私はその本を見た。
生地の色は黒、それに表紙の題名には一つ金色の文字で『Villain』と書かれているのみでシンプルなデザインとなっていた。
貴「(Villain、意味は……゙悪役゙)」
そう、不思議な題名を横目に私はペラリと本を捲る。
そこから直ぐに、目次と思われるページが出てくると又もやそこは不思議なモノとなっていた
貴「薔薇の王国、夕焼けの草原、珊瑚の海、熱砂の国、輝石の国、嘆きの島、茨の谷……?」
そう国名と思わしき名が、ズラリと並んでおり私の居た場所では聞きなれない国がそこにはあった。
普段の私ならば、こんな本はここら辺りで読み終わっているがどうにも私は不思議とこの本の中身が気になり次のページへと指を滑らせた。
『グレート・セブン』
ツイステッドワンダーランドで伝説となっている、「この世界にかつて存在した偉大なる存在」
『薔薇の王国』
ハートの女王。
昔、薔薇の迷宮に住んでいた女王。
規律を重んじる厳格な人柄で、トランプ兵の行進も薔薇の花の色も一切乱れを許さない。
マッドな者たちばかりの国でありながら誰もが彼女に絶対服従であった
『夕焼けの草原』
百獣の王。
サバンナを支配した、百獣の王。
けれど生まれながらの王ではなく綿密に練った策で玉座を手に入れた努力家。
王になった後、嫌われ者のハイエナも差別せず共に暮らすことを提案した
『珊瑚の海』
海の魔女。
深海の洞窟に住む、海の魔女。不幸せな人魚たちを助けることを生きがいとしていた。
お代さえ払えば変身願望から恋の悩みまでなんでも解決してくれたらしい。彼女の手にかかれば叶わない願いはなかったらしい。
お代は少々、高かったと言われている
『熱砂の国』
大賢者。
砂漠の国の大賢者。間抜けな王に仕えていた大臣で王子と身分を偽って王女を誑かそうとしていたペテン師の正体を見破った切れ者。
その後魔法のランプを手に入れ世界一の大賢者にまでのし上がった。
さらには王の座まで手に入れた
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ももたろー - とても面白かったです!!!続き楽しみにしてますね!!( ̄▽ ̄)ゞ (2020年10月5日 18時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
滅夜(プロフ) - このお話最高です!更新頑張ってください! (2020年8月2日 11時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
米 - 続き待ってます。 (2020年7月30日 1時) (レス) id: fe5d34cf39 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます!応援してます!更新頑張ってください!応援してます! (2020年7月25日 18時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - とうらぶとのクロスオーバー&夢主の設定。。自分の好みぴったしですごく面白いです。更新頑張って下さい(°η°) (2020年7月9日 23時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千本桜 | 作成日時:2020年4月30日 18時