【ポケモン剣盾】最強トレーナー、ガラル地方へ

第三話 ページ5

私が、そんな二人を見つめているとすぐ後ろから元気な男の子の声が私の耳に届いた。



？「アニキー！」



その言葉と同時に、前で皆さんと話していたダンデさんが嬉しそうに顔を綻ばせ私の後ろにいた男の子の元へとゆっくりと近づいてきた。



私も、邪魔にならないように道を開けてダンデさんたちより少し離れてダンデさんとお知り合いの男の子を見た。



ダ「ホップ！世界一のチャンピオンファンが、わざわざ迎えに来てくれたか！ホップ！お前、背が伸びたな！そうだな……ズバリ、3センチ！」



そう言い、話すダンデさん。その前には、ダンデさんと同じ紫色の髪と金色の瞳を持った私より少し年下の男の子ともう一人の男の子が立っていた。



ホ「正解！さすが、アニキ。無敵の観察力だな！」



そう、嬉しそうに話す男の子。多分、あの子はダンデさんの弟さんのようです。隣の子は、あの子のお隣さんか何かでしょうか。


すると、ダンデさんはホップ君の隣にいた黒髪に赤の瞳を持った男の子に視線を向けた。



ダ「その瞳の色……。わかった！キミが、マサル君だね！弟から、アレコレ聞いてるぜ。
オレは、ガラル地方で最強。そして、リザードン大好きなポケモンチャンピオン。人呼んで、無敵のダンデだ！」



そう、遠目からではあるが話を聞いているとホップ君がダンデさんにうきうきとした雰囲気で喋りかけた。



ホ「アニキ！マサル！家まで競走だぞ！」



そう言って、タタッと駆け出していくホップ君。その後を、ダンデさんが追いかけて行く。その後に続くように、マサル君とリザードンが追いかけて行き辺りは少し静けさを取り戻した。

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