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プロローグ ページ2

〜No side〜



ガラル地方 ブラッシータウンの駅にて一人の少女が降り立った。



服装は黒と金のチャイナ服に、それに合わせた黒のズボン。それに、白いファーのついた黒のコート。



そして、肩に掛けられたバッグからは時おりチラリとモンスターボールが見え隠れしていた。



何処か、不思議な雰囲気を醸し出す少女は駅内にいた人の視線を集めるには充分すぎるモノだった。



そんな少女は、その視線すら気づかずにキョロキョロと辺りを見回すと駅内を小走りで出て行った。



少女が、タタッと小走りで人目の少ない草むら辺りまで走って行く。その瞬間、バッグの中に入っていたボールの一つがポンと言う音と共に開く。



開いたボールからは、少女の小さな体よりも遥かに大きな巨体のポケモンが現れる。



?「グァウ」



そして、一鳴きすると少女をギュムと抱きしめる。少女は、そんな現れたポケモン……。
基、"ガブリアス"の背をゆっくりと撫でる。



?「え、えっと……。ごめんね、その列車の中だと皆ビックリしちゃうから出してあげられなくて」



そう言うと、ガブリアスは少し納得のいかないような声を出すがしょうがないと分かっているのか少女にスリスリと擦り寄っていた。



?「うん……、よしよし。今はもう、大丈夫になったから一緒に行こう。でも、ガブリアスは少しこの地方では珍しいから気をつけて行こう」


ガ「ガウ」



少し、ご機嫌斜めなガブリアスを宥めながら少女はゆっくりと自身が降り立った町を見渡した。



家は、多いとは言えないが人で賑わってブティックやお店。それに加えて、ポケモン研究所なんて所もあって少し凄い。



そんな、町の光景を見つめていると近くにいたガブリアスが少女の小さな体を持ち上げ肩に乗せる。



その行動に、少女は少し驚くもいつもの事のようで慣れたように座りやすい定位置にゆっくりと体を預けた。



?「……じゃあ、行こっか。色々と、面白いものがありそうだから。あ、誰かれ構わずいかくするのはダメだからね」


ガ「ガウッ」



そんなことを、話ながら少女とガブリアスはまた町へと歩いて行くのだった。



コレは、とある地方の元チャンピオンの少女のガラル地方で巻き起こる一つの物語。

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桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - クリスマスまで待つんだ!そしたらソードがくる!更新頑張ってください!とっても面白いです (2019年12月4日 21時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ソード欲しい…(スイッチすら持ってない奴←)これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年11月24日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
幸音 るあん - 私ソードやってるんですー今は…ラテラルタウンにいます^^* (2019年11月21日 16時) (レス) id: e84a66b163 (このIDを非表示/違反報告)
幸音 るあん - こんにちは!とても面白い小説ですね!私3DSの制限?で評価が出来ないのですけどこっちでよかったら精一杯応援させていただきます! (2019年11月20日 21時) (レス) id: e84a66b163 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千本桜 | 作成日時:2019年11月18日 0時

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