検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:3,713 hit

第一話 騒動 ページ4

〜Aside〜





久々に、瀞霊廷の近くに降りたが何処も彼処も整備されており僕が先程まで居た流魂街とは全く違う。





貴「ん〜、流石瀞霊廷。何処も、綺麗にされてるね」





僕が、感心しながら道端を歩いていると目の前を自身と同じ死覇装を来た下級隊士たちが慌てたように数人駆けて行く。





僕は、前もって愛用の狐面と動きやすい服に着替えていた為バレないようになっている。……すると、一人の隊士がコチラに気づき近寄ってくる。




隊1「そこの狐面の者、此方に怪しい者達は来なかったか?」




貴「いいや、見てないね。僕は、ちょうど此処を通りかかっただけだしね」




僕がそう言うと、渋い顔をする隊士君。どうやら、何かが起きているようだ。




貴「何かあったのかい?こんなに、隊士さん達が勢揃いで」




僕が、目の前で唸り続ける隊士君にそう問えばゆっくりと隊士君が今の現状を話してくれる。




隊1「嗚呼、実はどうやら旅禍(りょか)が侵入したらしい。もしも、旅禍を見つけたら言いに来てくれ」




貴「へぇ……、"旅禍"ね。うん、分かったよ。旅禍とやらを、見つけたら報告しよう」




僕がそう言えば、「感謝する」と一言言ってまた隊士達が走り去って行った場所へと向かって行った。




貴「……んー、にしても旅禍ね。瀞霊廷に、旅禍が入り込むなんて護廷十三隊達は大丈夫かな?僕が、稽古でも付けてあげたいくらいだ」




僕が、そう言うと腰に差していた水鏡がキラリと淡く光る。その途端、僕の脳内に水鏡が語りかけて来る。




水『いいえ、その様な腑抜け達に主様が稽古など……。その様な者達は、一度敗北を味合わせれば良いと思います』




貴「あははは……、"水鏡"は辛辣だねぇ。でも、彼等が弱いままじゃ何れ尸魂界も虚に侵略されて崩壊しちゃうかもだからさ」




僕が、そう言うと水鏡は『お優しいのですね』と優しい声音で呟く。




貴「ふふ、僕は優しくなんてないさ。まぁ、でも可愛い愛弟子が護っている場所だ。師匠の僕も、護らないといけないだろう?」

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←プロローグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(ΦωΦ)neko - 更新頑張ってください!楽しみにしてます。 (12月15日 10時) (レス) @page4 id: e67810691b (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - あれから更新されてませんが?大丈夫ですか?更新頑張ってください! (2019年8月10日 21時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:千本桜 | 作成日時:2019年5月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。