プロローグ ページ3
〜???side〜
ん〜、つまらぬ。何か面白い事があれば、このつまらなさも紛れると言うのに……。
?「
僕が、そう小さく呟くが周りには人っ子一人居ない。それも、そうだ。今、僕が居るのは屋根の上である。
此処は、見晴らしが良く何かあればすぐに分かる僕のお気に入りの場所だ。……それにしても、最近の尸魂界は何か殺伐としてるんだよなぁ。
確か、六番隊の朽木 白哉の義妹が現世で事を起こしたんだっけ?それで、義妹の……。朽木 ルキアだっけ?
その子が、何か"極刑"に処されるとか誰か言ってたっけ。……ふむ、何だか今思い出すと面白そうな話だな〜。
?「朽木 ルキア、ね……。あの朽木 白哉の妹ちゃんか。僕が、その子を助けたら面白いことになるかな?」
途端に、そんな事を思う。すると、僕の脳内に柔らかい笑みを浮かべる僕の可愛い弟子の顔が浮かんだ。
?「んー、決めた!あの子には、まだコッチに戻って来たこと伝えてないし。サプライズ代わりに、やってみるかな」
そうなれば、すぐに実行に移すかな……。そう思い、よっこらしょとお爺さんのように言いながら立ち上がる。
こんなの、あの子が見たら笑うんだろうな〜。ま、僕がまだまだ現役なのはあの子が一番分かってることか。
?「さてさて、さ〜て!それじゃあ、一肌脱ぎますかね。朽木 ルキア奪還。頑張ろうかな」
その一言を、合図に瞬歩を使って瀞霊廷近くまで行くのだった……。
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(ΦωΦ)neko - 更新頑張ってください!楽しみにしてます。 (12月15日 10時) (レス) @page4 id: e67810691b (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - あれから更新されてませんが?大丈夫ですか?更新頑張ってください! (2019年8月10日 21時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千本桜 | 作成日時:2019年5月28日 22時