【黒バス短編集】『君を/貴方を/お前を愛してる』

loveの方で……(氷室辰也) ページ19

氷室side


「なぁ、氷室

お前さ、よくあの女の子と一緒にいるけど


付き合ってんのか？」


「あ〜、Aちんの事？」



福井先輩に言われた言葉に、僕は顔が赤くなってしまった



「What!?


えっと……そ、そう見えますか？」



室ちんのポーカーフェイスが崩れてる〜

なんて敦やチームメイトたちからからかわれているが、そんな事も気にならないほど困惑している



「見える見える

てか、そうとしか見えないけどな」


「逆に付き合ってないとか有り得ないじゃろ!!


なんで氷室ばっかりモテるんじゃーーー!!!!」



岡村先輩はまたなにか叫んでいるが、いつもの事なので放っておく



まぁ、俺だってそういう関係になりたいとは思うけど……





部活が終わり、Aとは帰る時間が一緒だということから毎日一緒に帰っている


福井先輩があんな事言うから意識して、顔見れない


Aは可愛いから人気あるし、いつ彼氏が出来てもおかしくないし……



よし……




「A、少しいいかな？」


そう言ってAと公園による


Aは笑顔でついてきてくれたけど……

少しは危機感を持って欲しいな



「A、俺は君の事が好きだよ

likeじゃなくてloveの方で……」



そう言うと、Aは恥ずかしそうに下を向き


「……私も」


と、言った



俺は嬉しいすぎてAを抱きしめた

彼女はおそるおそる俺の背中に手を回し抱き締め返してくれた


その行為が可愛くて、キスをしそうになったけど……



流石に彼女がもちそうにないからし、


これからいつでも出来るからね




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いかがでしょうか!?

リクありがとうございました!!

たまんない(原一哉)→←泣いた分だけ笑顔にしてやる(青峰大輝)

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