LIFE.40 ページ40
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「あー美味しかった！！ありがとね」
「別に……」
月島はまた一人でツンっとして歩いている
コイツ、コミュニケーションっていう言葉知ってるのかな……結構ガチで
「僕、この後暇なんだケド」
「……じゃあ本屋一緒に来る？」
「行ってあげても良いケド」
なんで上から！？
だって今の内容そういう意味だったよね！？
.
「立花さんって本当にガリ勉なんだね」
「ははっ……、1位取らないとだからさ」
問題集を3冊程度手に取って
会計を済ます
「もし1位じゃなかったらキミどうなるの」
「うーん、退学じゃね？」
ヘラリと笑いながら
問題集をリュックに突っ込んだ
「ふぅん……キミ大変だね、この学校で一位を取り続けないと、いけないなんて」
「それでも、この学校を選んだんだもん。ちゃんと、やり遂げて卒業したいなあ」
リュックを背負い直して
近くにあったベンチに腰を下ろした
「何でベンチ？店に入れば良かったのに」
「だって月島の口に合う食べ物無さそうだし」
「別に気にしないケド」
嘘つけェエ！！
お前絶対ケチつけるだろうが！
言わないけども
「じゃあ、ファミレス！！」
「は？……何それ」
速報
お金持ちはファミレスを知らない
(うそやろ)
ファミレスだよ！？
ファミリーレストラン！！！
美味しいじゃん！！？
「行ってみない？私は普通に好きだけど」
「立花さんが行きたいなら別にいいケド」
月島は立ち上がって
手で仰いだ
「…ねえ、子供っぽいと思う……？」
「急に何デスカ、月島氏」
「好きな子は虐めたいっていう心理」
まあ、そりゃあ高校生なら
子供っぽいと思うけど、
「別に、良いんじゃない？」
「！」
「まあ、勿論それで好かれるか嫌われるかは、その人次第だと思うけどさ」
あー……
な・る・ほ・ど！！
月島氏、好きな人がいるんだな
Aちゃんわかっちゃったあ、天才ぃ
.
なんだこのキャラウゼエ、やめよ
.
「頑張れよ月島、好きな子いるんでしょ」
「……本当、何でも知ってるみたいなキミのキャラ、気に入らない」
月島は仰いでいる手を止めて
私をジッと見た
「……僕はキミがーーー」
「ーーー月島の色気ヤバイね」
あれ、今なんか言いかけたよね！？
僕はキミが好きだとか？
いや逆か、いやでも、これは好きだのノリだよ
出たよ、私の自意識過剰
「何か言いかけた……？」
「……もう良いよ」
.
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α＆ω(プロフ) - あの、すいません…唐突ですけど、北海道の方なんですか？[〜だべや]とか、[〜べ]とかは北海道独特な気がするんですけど……勝手な偏見なので答えなくてもいいです。それと、この作品面白いです！ (2017年8月6日 22時) (
レス) id: f97a2f3c7a (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - iuyさん» ありがとうございます！！そんなこと言われるとヤル気になります＼(^o^)／頑張ります！ (2015年1月5日 15時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
iuy(プロフ) - これすごい好きです！毎回更新楽しみにしてます。通知の所にこれがあったらヨッシャーってなります。がんばってください！ (2015年1月5日 15時) (レス) id: 623e9eb58d (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます！！夢主ちゃんのキャラたまに難しい……()、ありがとうございます！頑張ります！ (2015年1月5日 9時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 初コメです!!すごく面白いです。夢主が面白い(笑)更新ファイトです(^o^ゞ応援しています! (2015年1月4日 23時) (レス) id: 96131bf237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2014年12月24日 11時
