LIFE.28 ページ28
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「俺さあ、お前の事大っ嫌いなんだよね」
「……俺も及川さんが嫌いです」
影山も及川先輩もロビーから移動した
……ので私一人になった
後すぐ孤爪先輩がゲッソリした顔で出てきた
「あ」
「あ、A……」
私はガッツリ足を開いたまま座っていたので
取り敢えず座り直したが
流石の孤爪先輩にも言われてしまった
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「えっと……Aもう少し女の子らしくしたらモテると思う…」
「女の子らしくって、どうすればいいの?!」
興味本位で聞いては見たけど、
孤爪先輩はとても難しそうな顔をした
「……わかんない」
え!?
マジで!?孤爪先輩マジでか!
自分でも納得行かないのか恥ずかしいのか
私の手を引いて、パーティ会場に向かった
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「……ねえ、クロどうしたらAは女の子らしくなるの?」
「……いや、何故俺に聞くの?お前ら」
それ凄い思いました
及川先輩とか月島ならまだしも……
何故、黒尾先輩
「そうですよ孤爪先輩!
「おいクソバナお前、どういう意味だ……つか先輩をコイツ呼ばわりするな」
「そのまんまでえす」
孤爪先輩は数回に渡って
私と黒尾先輩の顔を見ていた
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「……うん、ごめんA」
「おい、研磨ァア!!!」
女心が解らない黒尾先輩は
まあ……言われても仕方ないと思う
「……でもAは、もしかしたらそのままの方が良いのかもしれないね」
孤爪先輩は小さく微笑んだ
気づかなかったけどイケメンなんだけど…
「女の子らしく、って言ったけど……俺は好きだよ、Aのコト…」
「!!……勘違い、しますけど」
「いいと思う……勘違い、しても…」
この湧き上がる萌えを
何処にぶつければ良いんですか!!!
孤爪先輩ヤバイな……この人
「……えっと、じゃあ俺はクロの所に戻るね」
「……うん」
孤爪先輩はヒラヒラと手を振りながら
黒尾先輩の元へと戻った
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やばいなあ、
結構照れるんだよな……ああいうの。
「見つけた、立花」
「国見……?」
「何で顔赤いの、お前」
見つけたって何!?
じゅ、重要な事!?なに!?え?
国見情報って重要そうっぽいし、ちゃんと聞こ
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「月曜の学校……気をつけろよ、お前」
「何が?」
「……いや、別に…」
気をつけろよって何。
そこまで言ったのに、別に……はなくない?
酷すぎた
国見のぶれないキャラ
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α&ω(プロフ) - あの、すいません…唐突ですけど、北海道の方なんですか?[〜だべや]とか、[〜べ]とかは北海道独特な気がするんですけど……勝手な偏見なので答えなくてもいいです。それと、この作品面白いです! (2017年8月6日 22時) (レス) id: f97a2f3c7a (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - iuyさん» ありがとうございます!!そんなこと言われるとヤル気になります\(^o^)/頑張ります! (2015年1月5日 15時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
iuy(プロフ) - これすごい好きです!毎回更新楽しみにしてます。通知の所にこれがあったらヨッシャーってなります。がんばってください! (2015年1月5日 15時) (レス) id: 623e9eb58d (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます!!夢主ちゃんのキャラたまに難しい……()、ありがとうございます!頑張ります! (2015年1月5日 9時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 初コメです!!すごく面白いです。夢主が面白い(笑)更新ファイトです(^o^ゞ応援しています! (2015年1月4日 23時) (レス) id: 96131bf237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:汐里 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時:2014年12月24日 11時