黄色い君 ［るぅと］

Story 14 ページ14

[るぅとside]
買い物はひと段落ついた

る「タピオカ飲みに行きましょうよ…疲れました」

と言って服屋の前を通り過ぎる

今回はあれやこれやと迷って時間がかかってしまった

……君が来ると思って張り切ったというか…。

莉犬ところちゃんにアドバイスもらって結構満足です。

なので疲れたんです僕は…タピオカも飲みたくなりますよね…?

り「俺のタピオカ飲むまで全然飲まなかったのにね」

なんて頬を膨らます莉犬

こ「るぅとくんが流行りに乗るなんてねぇ…」

…ころちゃんは流行りに敏感なんですか？

あのもにゅっとした食感がいいんです。…流行関係なく。

でも、流行のおかげかタピオカを売ってるお店が結構あって僕には好都合ですよ…?

僕は抹茶ラテ、莉犬はいちごミルク、ころちゃんはミルクティーにそれぞれタピオカを入れてもらって…

…おいしいです。


買い物をしたから荷物が重いので座って飲む

…莉犬の手相変わらず綺麗ですね

なんて思って顔をあげたら

…え？

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