猫系女子と猫かぶり系男子

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主｢あの.....私、絵とか描くの、上手くなくて.....｣

古｢俺も絵は苦手だ。｣


だんだんとまわりのペアが解散していく中、

どうやら私と同じく絵を描くのが

苦手らしい古橋くんと私のペアは、

役割分担に苦戦していた。



古｢これでは埒が明かないな。｣

主｢っ....ごめんなさ....｣

古｢ここはやはり互いの実力を見た方がいいな。｣

主｢え.....？｣

古｢馬の絵を描いてくれ。勝負しよう。｣

主｢は........？｣



いきなり何を言っているんだこの人は。

目が死んでる分、何を考えてるかも

あまり分からないし、ちょっと怖いかも.........。


────

──

─


主｢くっふ........ふふっ.....｣

古｢これは.....ひどいな......｣



何度も言うけど、私も絵が上手い方ではない。

けど、古橋くんには勝ってると思う。


主｢なにこれっ....ふふっ....マンゴーにポッキーぶっ刺したみたいな......ふふふっ...｣

古｢そういう中西の馬もフランスパンをねじ曲げたような形をしている。｣


主｢......どう、しようか？｣


古｢....1人、絵が得意な人に心当たりがある。｣

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