＊ ページ6
カカシさんに抱きついた後
なにを言うわけでもなく家に案内された
あれ、間違ってたとか？
カカシ「俺のことはカカシ先生っとでもよんでくれて構わないから
お前ぐらいの歳の子達からは
そう呼ばれてるからな
まぁ、もしかしたら担任になるかもしれないしね」
「一緒に暮らすのに先生って壁ありすぎないですか…？
私のことは呼び捨てで構わないですから！
お前とかおじょーちゃんとか、呼ばれなれてないですからね」
ピースをして笑って見せれば
カカシさんは苦笑い
カカシ「親しすぎても困るのよ
特にお前さんみたいな子とかね」
私の頬をビヨーンと伸ばすカカシさん
そんなに困るものかな？
「いたたた…
もう！じゃあしょうがないですね、
カカシ先生、これからお願いします」
カカシ「うん、よろしくね」
自己紹介をした後
なにもする事もないし
とにかく居候として家事はこなさいとね
元の世界に親とかいつもいなかったし
1人みたいなもんだったからね
「家事は私がするんでまかせてください！
あ、敬語は外しますね？
私は親しくなりたいんで！へへっ」
カカシ「はぁ…Aちゃんは
男心を揺さぶるのが得意なのね
まぁ、家事は任せるよ
俺はその間に新刊をっと…」
ポケットから変な本を取り出すと
ニヤけたままよみだした
「まるで
ダメな夫をもった妻の気分←」
ってなことで！！
私特製の夜ご飯つくってあげますか
_____
順調に料理を終えてカカシ先生を
呼びに行こうとしたんだけど
まぁ、ソファーでスヤスヤ気持ちよさそうに寝てるわけで
「先生！先生！
全然起きない…あの本燃やしたろか←」
カカシ「んんー…
イチャイチャ…パラダイス…」
夢の中でも読んでるってどんだけ好きなんだろ
あの変な本
それに寝てる時でもマスクするって
息疲れると思うんだけど
「先生、マスク外しますからね〜」
サッと外すだけなのに凄く緊張する
…ドキドキ…
い、いいんだよね
こんなに簡単に触らせるってことは
別に隠してるって言わないと思うし…ね
「し、失礼しま〜す」
何故か悪い事をしてる気分になっている
自分の心を冷静にして
そっとマスクに手をかけてみる
…
ズルっ！！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カカオ | 作成日時：2018年4月8日 23時
