67話「一国傾城編スタート」 ページ23
ぬぁぁぁぁ!!毒ぅぅぅぅ!!
【シャリン】
ゲッ囲まれた!!
銀時「クソッ!」
【ドゴッ】【ドカッ】【ブシュッ】
月詠「何をしておるA、銀時!しっかりしろ!!」
信女「死にたいなら斬ろうか、、、経穴を突かれてるしかも毒針で【ドシュッ】」
銀時「やべぇのか?!」
信女「身動きが取れなくなるどころか毒を抜かなければ死ぬ」
月詠「ッ!?」
銀時「なっ!?」
自分「フーフーフー、、、大丈夫だ。まだ動くことはできる。」
銀時「兄貴!やめろ!」
信女「別に良いけど、それ以上動けば毒が周りきって死ぬまでの時間が早まるだけ。」
定定「随分と手こずらされたものだな。貴様を前にしてこれほどまで長く生きたものは稀であろう。」
【トサッ】
定定「朧。」
朧「いえ、以前にも一度。天に抗いし鬼どもが二匹。変わらんなぁ、お前達のその目は。死神、白夜叉。」
銀時「てっ!テメェは!!」
月詠「銀時?」
定定「なんだ、知り合いか?朧」
朧「殿、関西の大獄の維持にございます。」
月詠「関西の、、、大獄?」
定定「そなた吉原の者か。ならば知らぬのも無理はない、攘夷戦争。改国の折、祭り事の知らぬ侍どもは幕府を売国だと蔑み世の気温は攘夷一色となった。〜〜〜〜〜〜〜〜古武術八景の達人であった。」
朧「殿、侍達はあれで終わったわけではありません。指導者を失い侍達が次々に剣を捨てていく中、大国よりある者を奪還せんと決起した者達があったのです。それが、最後の
月詠「ぎっ、銀時、A、主らも師を、、、。」
朧「殿、その名覚えておられますか。」
定定「吉田、、、松陽?、、、はて?そんな者、居たかね?」
自分「ッ!!(あいつっ!!)」
定定「踏み台になった芋虫の死骸を一々憶えているとでも?大罪人ともあれば記憶にもあろうが、その男一体何をしでかしたと言うのだ?」
自分「(あいつ!!覚えているくせに!!態とっ!!)フーフーフー」【チャキッ】
朧「はて、私も覚えておりませぬ。」
【スクッ】
朧「確か片田舎にて童共に剣と手習を教えていたと記憶しております。」
定定「それだけかね?」
朧「お言葉ですが殿、無闇に徒党を組む者があればこれも謀反の種として処理せよと仰せつかっております故。」
定定「なるほど、私の見立てに狂いは無かったようだな。吉田松陽、可用な不届きものを産んだがその咎よ。」
68話「一国傾城編スタート」→←66話「一国傾城編スタート」
21人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アニメオタクちゃん x他2人 | 作成日時:2023年10月2日 23時