今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:5,877 hit
小｜中｜大
。 ページ7
*
二度目のプロポーズ。
彼女の瞳から零れた涙は頬を濡らした。
『わたるっ、わたる、ごめんね。私、こんなんで。嬉しいよ、嬉しいけど、私と結婚なんて、しないほうがいいよ』
『だって、私もうすぐ死ぬんだよ？わたる、一人になっちゃうでしょ？』
『私は平気だよ。だからわたる、誰かほかの女の人見つけなよ、私以外でもいいじゃん。わたるには幸せになってほしいよ、私』
どれだけの時間、一緒にいたと思ってるんだよ。どれだけの時間、想ってたと思ってるんだよ。
無理した笑顔なんて、すぐわかる。
そんな笑顔のお前、ほっとけるわけないだろ。
「俺は俺の意思で決めたんだからいいんだよ。」
「どんなお前でもいい。一緒にいたい。」
「俺を幸せにできるのはお前だけなんだよ、だから」
俺と、結婚してくれませんか？
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
廉火@こたぬき志麻リス(プロフ) - めっちゃ感動しました！ 途中で泣きそうになって、もうやばかったです(語彙) きょーちゃんの作品、めっちゃ大好きです！ 低評価も来るかも知れないけど、頑張って！ (2018年4月8日 1時) (
レス) id: a8b50fc431 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
