HE★VENS家長女は七海春歌の妹

〖SSS乱入後日談〗翌朝 ページ29

ん、5時ね…まだ眠いわ……

シャワーを浴びに隣の部屋を開ける。大理石のバスルーム、ドレッサー、シャワー室が見える。迷わずシャワー室に入る。

あの後皆でデモを聞き、サビのみハモったり自身の曲のピアノで弾いたりケーキを食べたりとテンション上がり深夜になりかけた辺りで瑛一が寝ろと急かした。

今日の準備は各々昨日にやっていた為、化粧を落としスキンケアだけは必ずしろとの瑛一の呼びかけにより、年少組は落としてから就寝、年長組は晩酌を始めた。

今頃年少組は起こしあって3人でシャワーを浴びていっているはず。そう思いながらさっとスキンケア、ボディケア、ヘアケアとしていく。

綺羅起きてるかなぁ。お弁当はなくなったけど、夜お酒飲んでたみたいだし

瑛二「Aおはよう」

『おはよう瑛二。綺羅起きてる？』

瑛二「うん。そろそろ出来そうって」

綺羅凄いなぁ…。温室で食べるから配膳ワゴンの準備をしようとリビングへ通るとナギがシオンの髪を乾かしていた。

そう言えば、しなしなになったシオンの髪を乾かしてふわふわにするのが面白いって前に言ってたわね。シオンもナギに抱きつけて満足みたい。


『綺羅おはよう。ワゴン持ってきたよ』

綺羅「ありがとう。……もう、少しだ。」

瑛二「出来てる物移すね」

綺羅「あぁ…。」

瑛二「そう言えば兄さん達は？」

綺羅「あの後……悪酔い…していた」

瑛二「あはは、ごめんね綺羅…」

綺羅「もう…慣れたが……早く、成人になってくれ…」

私が寮に入った時、瑛二に大人達がお酒を飲む時は１階に降りるなと何度も釘を刺された。

…深く聞かないでおこう。

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5/5 皇綺羅君 Happybirthday!!!

おめでとうございます。 凰

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