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もう三年になるのかな。
一緒に住んでいた彼が居なくなったのは。
今もこうして思い出せば心配になる。
生きているのかなとか、今何処で何をしているのかなとか。
でも私は信じているから。
きっと今日も何処かで眠そうにさ迷っているんだろうな。
何となくそんな気がした。
思えば彼はいつもマイペースな人だった。
自分の好きなように生きて、自分の好きなときに寝る。
そんな彼がどこか羨ましかった。
人に流されず自分を持っている彼が。
だけどね。
だけど一つ我儘を言うなら。
もっと一緒に居たかった。
ねぇ、好きだよ。
どうしようもないくらいにあなたのことが。
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作者名：無名という名の無名さん。 | 作成日時：2018年1月13日 23時
