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涼「 龍友くん大丈夫すか〜？ 」
まっずい。めっちゃくちゃまずい。
龍「 おう〜全然大丈夫、余裕 」
涼「 あれ、前ベロベロやったのに 」
龍「 今日はA連れてるから 」
そう言って、顔を近づけて、キスをしてくる。
龍「 なっ 」
『 シーっ…！ 』
耳元でそんなことを言ってくるから、慌てて龍友の口を抑える。
涼「 あ、Aちゃん見つかりました？ 」
龍「 うん、大丈夫。ちゃんとおったから 」
涼「 あ、そっか。じゃあよかった 」
龍「 てかお前トイレ長いねん、はよでろ 」
涼「 別にトイレしに来たわけちゃいますもん、またショット祭り始まったから逃げてきた 」
龍「 もー飲め飲め、飲んでこい、はよでろ、いいから 」
涼「 なんでそんなこと言うん 」
龍「 もーいいとこやねん。どっか行け 」
��しつこいなぁ 笑��
って龍友が笑うと、なんでぇ…って言いながらトイレを出た涼太くん。
『 んっ… 』
涼太くんが出ていったのを示す、扉の閉まる音と同時に、またキスの嵐。
でも
龍「 まって…あかん、これ以上したら勃ってしまう 」
『 バカ 』
この人、酔っ払うと本当に面倒。
けど、
龍「 じゃあさ、出る前に 」
『 ？ 』
龍「 好き？ 」
『 何、そんな質問今さら 』
龍「 好きか、って聞いてんの 」
『 …好きじゃなかったらとっくに別れてる 』
龍「 なにそれ、やっぱり可愛すぎ 」
もー、早く出るよ。って手を引くと素直に引っ張られる龍友。
トイレの前で立ち止まると、
「 なあ 」
って話しかけてくる。
『 なに？ 』
龍「 さっき、玲於と喋ってたん、何話してたん？ 」
『 あぁ、見てたの？ 笑 他愛もない話だよ、 』
龍「 ほんま？ 」
『 ほんま、 』
龍「 いらん事言ってない？ 」
『 言ってないよ 』
龍「 ふーん 」
そんな話をしてると、トイレに行く玲於くんが前を通った。
玲「 あっ、2人でなにしてんのこんなとこで 」
玲於くんがそう言うと、グイッと私の顔を自分の方に向けてチュッ、って触れるだけのキスをした。
龍「 ええやろ、 」
玲「 …見たくなかったぁ 」
そう言った玲於くんは顔を隠したままトイレに入っていった。
『 やめて、ほんと恥ずかしいから 』
龍「 見せつけ 」
そう言って笑う龍友。
ずるい。
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作者名：ru_____ | 作成日時：2018年7月2日 4時
