地味なブスが幼馴染で悪かったね…… (ページ5)

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第4松ページ5

いや、なんで六つ子がおるの？？
いつも来るのが遅いのに…！
最悪だ。
…ダメダメ、冷たい態度をとるのよ
まずは、無視をしよう。

お「うーわ。最初にお前に会うとか…」

カ「朝早すぎて更に地味子になってるぜ」

チ「相変わらず顔ブッサイクだな」

一「…………………(呆れ顔)」

十「あれー？いつもより早くなーい？？」

ト「ホント朝から地味すぎ…………この顔受けるw」パシャパシャ←シャッター音

いつも通りの悪口ね。
ここで、いつもの私なら言い返すけど
今日は無視する。

『…………』ｶﾞﾀﾝ

私は無言で椅子に座った。
六つ子達はえ？って顔してる。
……すごくゾクゾクするわ///
……私こんなSだっけ？
まぁいいや。

でも……

すごく気まずいです。
黙って本を読んでいると、おそ松が私の席に来て、

お「は？お前無視とか有り得なくない？」

『…………(無視)』

お「おいって！」ﾊﾟｼ

本をしゃくられその辺に捨てられた。
こりゃそーとダメージがあったのかしら？
流石に無視をしてたらなにかされる

『…………なに』

お「…なんかいつもと違うくね？」

『…別に？』ｽｯ

私は無言で本をとって席に着いた。
そしてまた本を読んだ。

ト「ちょっと、地味Aのくせに態度悪くない？」

チ「たしかに、傷つくね。」

カチン

私の中で、何かが切れた
…………傷つく…ね。

バン！！！！！！

「「「「「「？！」」」」」」

思いっきり机を叩いたので
六つ子はびっくりして私の方を見ていた。

『傷つく…ね。
ハハっ私がどれだけ傷ついてると思う？
急に私に冷たくなって「地味A」や「ブス」って悪口言ってさ。私なんかした？思春期なんか知らないけど、やめてよ……』ﾎﾟﾛ

正直怒ったことない。
初めてこんな怒った私を見て六つ子は目を見開いた。
なんだか感情的になって涙が出てきた。
人前では泣かない私は、恥ずかしくなって教室から抜け出した。

……あんなことで怒るなんて
私って短気かな？
あいつらに合わせる顔がない

私は屋上まで逃げた。