こんな生活おかしいです［半間修二］

＿お泊まり ページ12

「風呂借りていーい？」

『どうぞ』

「ありがと♡」

案外半間くんは優しかった。

てっきり一緒に入らねえの？とか聞いてくるかと思った。

いや聞いてきても困るわ

半間くんは10分ぐらいしてお風呂から上がってきた。

髪下ろしてる半間くんはなんか新鮮だなーなんて思いながらぼーっと半間くんを見つめる。

「俺の顔がいいからって見すぎだぞ♡」

『バカ何言ってんのよ』

相変わらずからかい上手な半間くんである。

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『Aちゃん、俺に料理作ってくんねー？
腹減ったー』

「えぇ面倒くさいよ」

『あれ、さっきナンパ男から助けてあげたの誰だったけっ♡』

「ぐぬ…」

からかい上手な上に脅すのも上手だなと変に感心する。

「何食べたいわけ…？」

『んーAちゃん♡』

「帰れ」

『ひゃは♡冷めてーな♡
じゃあ”Aちゃんが作った”カレー食べたい♡』

「分かったわよ…作るからちょっと待ってて」

『はーい♡』

ソファーからキッチンに移動しカレーを作り始める。

じーっと半間くんが見てくるので料理に集中出来ない…！

＿痛み→←＿彼の優しさ

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