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強行突破 ページ2

「んぅ……」
「村正、起きて」
「村正、起きろ」
「んん何デスか朝っぱらから……」
「もう10時よ! 朝ごはんの時間終わってるのよ!?」
「な、なんで起こしてくれなかったんデス!?」
「起こしただろう、起きなかったお前が悪い」
「つっちゃんの言うとーり! 起こした! ああもう……」
「サキさんの身体をまた使ってるんデスか?」
「そうよ。第一、能力のことバレたらいきなりこんなことさせる政府が悪いのよ。おかげで幻想郷にも行けやしない!」
「ああ……」
そんな話をしながら、つっちゃんの書いた書類に間違いが無いかを確認。
政府……報告よし、許可願よし、判子よし。
学校……名前よし、写真よし、判子よし、銘よし、所属よし。
「よし、つっちゃんおつ! サキちゃんに身体を返しておいて。私は書類提出してくる。村正は制服用意!」
「わかりましたよ」
「気をつけてな」
「はいはーい、ばびゅーんといってきますね!」
部屋を出て廊下を走ってこんのすけを呼びつける。
まあいる場所はわかるんだけど。
「書類! 午前中に!」
「わかりました。しかしよく間に合わせましたね」
「いやいや、まだやることが山積みなんでなぁ。そんじゃ、また後程!」

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作者ホームページ:http:  作成日時:2017年5月15日 23時

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