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「 あれ 、 きみはあの時の 」
『 あ 、 爽やかイケメンくん 』
入るか入らないか迷っていた小心者の私は体育館前でウロウロしてたら後ろから声を掛けられ振り向くと
そこには昨日ぶつかった爽やかイケメンくんがいた
「 こんな所でどうしたの ？ バレー部になんか用事 ？ 」
『 いやあ 〜 … えっと … その 』
なぜか言いにくくてウジウジしてたら私が持っていた入部届けの紙を見つけて驚いたように目をパチクリさせると
「 もしかしてバレー部のマネージャ希望 ！？ 」
『 あ … うっす 』
「 大歓迎だべ 〜 ほら入って入って ！！ 」
爽やかくんは嬉しそうに私の肩を揺さぶり
「 そっかそっか 、 新しいマネージャーか 〜 嬉しいな 」 とニコニコしながら
「 あ 、 そういや自己紹介がまだだったな ！
俺は三年の菅原孝支 ！ 気軽にスガさん って呼んで 」
『 …スガさん 』
「 はい ！ (笑) 」
うん爽やかこんなに爽やかな人初めて見た
てゆうか三年生だったんだ 、 私生意気なこと言ってないよね ！？！ でもセンパイが優しそうな人でとりあえず安心した
見た目こんな私にも優しく接してくれるとか
ほんと紳士だなあ 、 なんてスガさんを見つめてると 「 ん ？ 」 と不思議そうに首を傾げた動作が可愛くて胸を打たれました
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作者名：ふじい 。 | 作成日時：2019年10月26日 22時
