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外見で人を決め付けるのはやめた方がいい ページ10

「は…?海野はモブ……じゃなくて殺せる時なんか無かったじゃ」


「…俺はハッカーだぞ?監視カメラの時間くらい変えれるからな?」




「えっええ…?」




「海野が犯人ってのは何でだ」




「『十字架殺人事件』は俺と奴が組んだ計画だ。


奴と出会ったのは俺が詐欺師だと知り、殺そうとした女から助けてもらった……いや、違うな






最初から女を殺せる機会を狙ってた。海野の外はモブだし平凡。だがな、心の中じゃあ人を見下し駒扱いしてるぞ」



「という駒を拾ってきてくれた女に感謝をみたいな?」



「そんな非情には見えないが」




土方がそう答えると



「それが駄目なんだよ。見かけによらず人を淡々と殺す奴に

ま、詐欺師が何言ってんだって話かもな。俺は詐欺師でハッカー……言わば騙す側。こんな俺でも騙されたら腹が立つ…そう、騙されたさ俺がな。海野とか言う女のせいで危うく俺の正体がバレるとこだったんだよ」




「そ、それでこの捜査に協力を?」



山崎がそう聞くと




「ああ」
即座に答えたのだった





「てか海野どこいんだ?」




「……あー待ってろ、今確認する。
あ、あいつの着物にGPS付けといた」



スマホがカチカチと音を出してそう言った




「それアリなのか」



「そういえば、チャイナが言ってやした」





ー「モブみたいな女が家に来たアル!」


って。









「あ"?……おい!!!真選組!!今から近くの村に行くぞ!!」



「何急いでいるんでィ」





「聞いてなかったのか?!あーーーもう!!



要するに




海野は鬼兵隊よりも遥かにタチの悪い女だよ!!」



そう言った途端土方が驚いて

「鬼兵隊よりも……?」と呟いた




「ああ!!その1、鬼兵隊みたいな集団活動は弱い奴がする事だと思ってる!!

その2、仲間は駒扱い!!


その3、仲間が死んでもどうでもいい奴だ


その4、感情が欠落してる!つまり、奴は心の底から一度も笑ったことは無く、まして怒ったこともない


その5、殺したって罪にならないと思っている!!

以上!!!!!」





「とんでもねぇ悪でさァ」


沖田はギョッとしてそう言う





「ザキ!車」



「副長!用意してます」







パトカーに乗り込み、サイレンを出して近くの村へ行く






次篇‐万事屋大ピンチ!?
見て下さいね

身近に殺人事件が起きてる時は周りに警戒心を抱け→←未来の悪人を作るのはかつての極悪



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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時

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