未来の悪人を作るのはかつての極悪 ページ9
真選組三人はただ静かに聞いていた。
「詐欺師になったのは」
「…俺が、金を奪い騙したのは天人だけだ。人間にはしてねーよ」
確かに、辻褄は合う。
「妹の名前は」
「火百合」
「天人らの居場所……それか何か目印みたいなもんでもいい
特徴を教えてくれ」
「!土方さん、信じる気で?」
「総悟、俺だって望んじゃいねーよ。詐欺師の言うことなんて無駄になるのは分かってらァ……
総悟、知ってるだろ…お前は特に」
「……あーあバレちやした?」
「バレバレだっつーの」
「探して、くれるのか」
彼は立ち上がった
「ああ。近藤さんの掛け声なら一発だ」
「恩に着る」
「あのー…」
「「「あ、お前いたのか」」」
「副長?!沖田隊長まで?!
『十字架殺人事件』の犯人って誰なんすか……?」
「……そうだな、探してくれるんだから教えないと駄目だな。
耳の穴かっぽじってよぉく聞けよ、お巡りさん」
「『十字架殺人事件』の犯人は
テメェらが知っている
モブ顔で
平凡な
海野Aだ」
☆‐次篇・まさかのあの人が犯人?
「いやぁ助かるわモブ」
「ありがとうアル、モブ女」
「神楽ちゃん?!銀さんやめてくださいよ!Aさんすみません…折角手伝って貰っているのに」
「いいよ、慣れてるしさ……」
「どうせ、その内
消すつもりだから」(ボソッ)
☆‐次次篇、万事屋大ピンチなり
外見で人を決め付けるのはやめた方がいい→←悪には悪で撃つしかない
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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時