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年齢なんて関係ないよね!はじめてのおつかい ページ48

近藤「…Aちゃん、おつかいに行ってくれないか?」

A「?何を買うのですか」


近藤は昼前に台所で食事の準備中であるAに声をかける。(ちなみにコレは他の女中さんも知っている)

近藤「野菜を、頼みたいんだが……」



A「あ、そうでした。ついさっき見たら草…じゃない、野菜が無かったです」←お米担当な為、あまり見ない。


近藤「そうなんだよ〜(ん?草?)

実は、明日…将軍様っていう偉い人と御飯食べなくちゃいけなくて。それに使う野菜を、って思ったんだけど……いいかな?」



A「分かりました、買って来ます」



近藤「うん、ありがとうな」




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈近藤からお金(財布に入っている)を渡され、屯所を出たA



そして、尾行する局長+副長

「近藤さんに土方(クソ野郎)、面白ぇ事になってるじゃねェですかィ
誘ってくだせェよ、こういうのは」


………居仕事のため、居ないはずの一番隊隊長



「総悟ォォォォてめっ仕事してねェで何してんだ!?」←これでも声小さい


「二人共、静かに!Aちゃんはあんなんでも、殺し屋だったんだよ?それも一流の!
…お父さん心配だ。悪い人に着いていかないか」



「近藤さん、アイツ悪い奴に捕まる前にやり返すタイプだと思うんだが……」


父親面の近藤には何故かツッコまない土方を見た沖田は、一人考えた。

(結局、土方の奴哀れに思ってんじゃねェか)

初対面の時を思い浮かべて沖田は、嫌な気分になる。


「あ、万事屋の…」


近藤の一言で沖田はAを見る。


(ああ、チャイナか…)


「A〜!何してるアルか?」

「歌舞伎町の女王、こんにちは…おはようだっけ?」

「どっちでもいいアル」

「あと、何その巨大な白いやつ」


「あ、定春っていう犬ネ!」


「犬…(一生お腹いっぱい…)」


「で、何しに来てるアルか?探し物?」


「買い物しに来た」


「税金泥棒達に脅されたアルか!?」

「ううん、恩師に頼まれたから」


「恩師?誰アル?」

「近藤さん」



土方「近藤さん、泣いてたらバレる」(ボソッ)

近藤「だって、だってぇ〜…恩師、かぁ〜…グスッ」
(ボソッ)


沖田(あーあ、泣かしやした。それにしても、土方の野郎が俺に何も言わねェ事が気になりやす)


「土方さん、俺に帰れって言わねェんですかィ」


「…帰りてぇなら帰れ」

土方は沖田の顔も見ずに、そう答えた。

今まで近くにいた大切な人取られたら、そりゃ辛ェだろう…→←更新してないのはサボってるのではなく体調不良



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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時

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