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ベルトコンベアにも殺し屋にも気を付けろ ページ37

「あれは今日みたいに蚊が沢山飛んでる暑い夜だったかねェ…俺、友達と一緒に花火やってるうちに辺りは真っ暗になっちゃって」

真選組の深夜、今日はいつにも増して緊張感が漂っている


しかし、


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈Aの記憶はここで途切れている(訳 寝た)



翌朝




A「…人数少ない。まさか、敵襲…?」


土方「いや違う。てかお前あん時いたろ」



A「あん時って?」


土方「…(汗)
怪談話だよ怪談話!」



A「……あ、そういえば誘われてた記憶が。真っ暗になったから蚊に刺されまくったお話ですよね」



土方「ナニソレ!?違うんだけど!?違う話になってんだけど!??」


沖田「土方さん、そんなアホとコントしても誰もウケやせん。読者が楽しみにしているのはコイツがいかにMかってことですぜィ」


土方「それを知りたいのはテメーだけだ。つかウケってなんだ、ウケって。


A、来い」


A「朝御飯まだ出来てないですけど」



土方「…何分だ?」


A「五分あれば余裕」



彼女はお粥を作らされていた(←作るっつったのはテメェだろうが!By土方)



五分後


沖田は先にどこかへ行ったらしく、土方はAと一緒に歩いていた



土方に連れてこられた部屋は隊士らがぐったりとしていた


土方「ひでーなオイ。これで何人目だ?」
沖田「えーと十八人目でさァ

隊士の半分以上がやられちまったわけですね」


土方「流石にここまで来ると薄気味わりーや」



A「お粥、ここ置いときますね」



隊士の一人「赤い、着物………女…」


A「?赤い着物を着た女…?私今着てませんが」



土方「いや違ェ…こいつらが見たらしいんだよ。それに、昨日怪談話したばっかだしな」



Aは全員分のお粥を置き終わった後、(起きている)隊士達の朝ごはんの後片付けをする為、土方らと分かれた




A(赤い着物を着た女って…どこにでもいるような気がするけど、違うのかな……)




ジャバジャバと皿洗いをして、食堂のおばちゃん達に(起きている)隊士達について報告をした

赤い着物を着た女については土方に口止めされているのでまさか隊士の半分以上が寝込んでいるとは言わなかった




A(鍛錬に夢中です。は通じなかったのに副長と一番隊隊長に叩かれてます。って言ったら信じてくれた)



スタスタと廊下を歩いてAは自分の部屋へ戻った

幽霊を怖がる人がいるけど幽霊そのものを知らない人はマジで強い→←GはGでもジャンプがいい!!(虫苦手な人注意!!)



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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時

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