GはGでもジャンプがいい!!(虫苦手な人注意!!) ページ36
「ギンタマンってもう終わってたの…私結構好きだったんだけどなぁ」←銀時に貸してもらった(ちょい前のやつ)
「ギンタマンが何かは知らねーが、さっさと掃除しろ」
Aは掃除中(という仕事中)だったのだが何故か、右手にはジャンプ。左手には掃除機
「その左手の奴を動かしてくれ。もう十分経ってるぞ」
書類の束に何かを書いていく土方は振り向いて言う
「うるせーよ。何で私嫌いな匂いの部屋で掃除させられてんの。幕府に訴えたら勝つ自信あるわ〜」
「…お前ってそういうキャラだっけ?(何か日に日に悪化してんだけどォォォォ!!)」
「…って言ったら副長喜びまさァって沖田が教えてくれたので。
全然喜んでないあたり、沖田の部屋にGでもばらまいて来ますかね」
彼女はそう言うとジャンプを閉じて、黙々と掃除を始めた
「…え?総悟の差し金?」
「はい、私、自分で言ってて何言ってるんだろ?とか思いながらやってましたので。
伊達に何年も人殺ししてませんよ」
「…人殺しは禁止語な。近藤さんが悲しむ」
「はいやめます」←
どうやら土方は彼女が近藤に甘い事を漸く、分かったらしく頻繁に名を出す
Aは土方の部屋を掃除終えると、
「じゃ、沖田の部屋はこれからGの部屋にしてくるので」
「……?!海野ッてめマジでする気か!?」
Gとは…誰もが嫌がるアイツである
沖田が嫌いなのか苦手なのかは置いておいて…
「……苦手なんですか?まさか」
「………誰も言ってねーだろんな事」
「あの虫程度だと攘夷志士一人も捕まえられませんよ」
「……………ちなみにどうやって総悟の部屋にGおくんだよ」
「何って手掴み」
「その後手ぇ洗えよ。絶対だからな!!」
土方は嵐のごとく、どこかへ去った
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土方さん、G苦手だといい
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「変な副長さん」
ポツンと立っているAは沖田の部屋に直行して、道中捕まえたGを放った
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沖田の部屋からとんでもない叫び声が、屯所内に響き渡った
完。
ベルトコンベアにも殺し屋にも気を付けろ→←愛されるというのは当たり前のようで当たり前じゃない
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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時