検索窓
今日:16 hit、昨日:20 hit、合計:14,551 hit

女にもな、譲れない事があるんだ ページ34

「…姉御が言うなら好きにすればいいアル」

神楽はそれでも嫌という感じだ


「…海野Aです、真選組の方々に良くして貰っています」



「お前みたいなモブ、誰からも好かれねぇアル」


「ちょっと神楽ちゃん、言い過ぎよ。ごめんなさいね海野さん」



「いいんです。慣れてますから」



神楽やお妙がその言葉に少し動揺した


「私のようなモブで、平凡女は黙っとけって話ですよね。分かってます。
ごめんなさい、神楽さんにお妙さん。万事屋さんを傷つけてしまって。許せとは言いません。
憎まないでとも言いません。では、失礼します」



「Aちゃん、地雷埋めよう!」


「だからアンタ戦争でもするんですか!ボロ屋敷のままの方がいいですってば!海野さんもやらなくていい!いいからァァ!!」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈Aは土方に呼び出された為、後は原作通り。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ねぇ近藤さん」

シリアスな雰囲気でお妙は近藤に聞いた。(ふんどし仮面は捕まった後)



「海野さんってどんな人なんですか?」

神楽はイラッとさせるが、反対に近藤は寂しそうな表情で聞いていた。

その時
「海野、やっぱお前下何も履いてなかったんですかィ」


ふんどし仮面をパトカーに入れ終わった沖田が口を開いた


「下着って変な履き心地してますね」
「脱がしてやろうか?」
「何でですか、履かない方がおかしいって近藤さんに聞きましたけど」

普通の女性はそんな話をしない。


お妙はそれが何故なのか分からなかった



「Aちゃん、ちょっと」


近藤が手招きするとAは近づいてきた



「どうしたんですか?」


「Aちゃん、自分に今まで何があったか教えてくれないか?コイツらの前で」



珍しく銀時と土方も喧嘩せず、黙っていた


「?話したら何かあるんですか?」


「いや、教えて欲しいから」


近藤は笑顔で言った


「?分かりました」



Aは包み隠さず己の身に何があったのかを話し出した



神楽や新八は呆然として、銀時は目を伏せて

お妙は目を見開いた



「家族、に殺されそうに…なった、アルか」


「はい…家族ってどんな存在なんですか?」

そういえば、とAは言った



「マミーとパピーは優しい人だったアルよ…マミーは星になっちゃったけど」


「?」←そのマミーとパピーがわからない人

「お父さんとお母さんの事です」
新八はすかさずフォローを入れた

愛されるというのは当たり前のようで当たり前じゃない→←女だからってなめてると痛い目見るぞ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。