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女だからってなめてると痛い目見るぞ ページ33

お妙と神楽が去った所で、銀時と新八は机の下にいた近藤を疑った

「なんだァァァァ!!まさか俺を疑っているのか貴様らァァ!!
侍が下着泥棒なんて卑劣な真似すふわけないだろーがァ!なぁAちゃん!」


「……だからしたぎって何ですか?」



その問いかけに銀時と新八は固まった。生憎女性陣は席を外している(何なら多分帰った)



「…侍がストーカーなんてするわけねーだろーが」

「ストーカーはしても下着ドロなんぞするか!訴えるぞ貴様!!」


「訴えられるのはテメーだァ!!これで真選組解体か〜いや めでてーな〜」



「万事屋さん、コレ見て下さい」


Aは今朝沖田に渡されたものを出した


「なんスかコレ?またも出没、怪盗ふんどし仮面」


「Aちゃんナイス!最近巷を騒がしてるこそ泥だ。その名の通り風体も異様な奴でな。真っ赤な褌を頭に被り、ブリーフ一丁で闇を駆け抜け キレーな娘の下着ばかりをかっさらい それをモテない男達にバラ撒くという妙な奴さ」

「暇人なんですね」(ボソッ)

「何ですかソレ。鼠小僧の変態バージョン?」


すると銀時が

「そーか、このパンツにはそーゆう意味が!俺ァてっきりサンタさんのプレゼントかと…」

「それがしたぎ?見せて」←

「アンタ貰ってんのかィィィ!!そして海野さんも何言ってんのォォォォ!?」


「Aちゃん!今度お妙さんと買いに行ったら?!紹介する!」

「…コレ買えるのですか?」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈そんなこんなで

「いいかー 相手はパンツの量より娘の質を求めてる真性の変態だ。だからまた必ずここに忍び込んでくる そこを叩く
乙女の純情と漢の誇りを踏みにじったその所業許し難し
白ブリーフを鮮血に染め上げてやるぞ!」


「オオォォォ!!」




「貴方誰ですか?」
お妙は笑顔でAに近づいた


すると神楽がすかさず

「姉御!コイツ銀ちゃん刺した奴アル!」


お妙「あら、貴方が?…にしてはどこにでもいる普通の女ね」


女と書いてモブと読む女はお妙ぐらいだ。




「あっお妙さん…この子は今真選組で女中しているんです」


「おめーに聞いてねぇよ」


近藤はお妙に追い払われた(物理的に)



「…志村妙って言います。お花見の時は話せる機会なかったから」

「姉御ォ!」


「神楽ちゃん、私だって銀さんを傷つけた事は許せないけれど敵意が全く感じないのよ」

神楽はAを睨み付けた

女にもな、譲れない事があるんだ→←恩師さえ居れば帰る場所なんてどこでも構わない



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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時

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