音楽聞きながらするのはよくないけど鼻歌はいいんですか ページ28
「いいか、祭りの当日は真選組総出で将軍の護衛につくことになる。将軍にかすり傷一つでもつこうものなら俺達全員の首が飛ぶぜ!その辺心してかかれ」
「すみません、女中もですか」「当たり前ェだろ。その前にテメェは元とは言え人殺しちまってるしな」
「間違いなく攘夷派の浪士共も動く。とにかくキナくせー野郎を見つけたら迷わずぶった斬れ、俺が責任取る」
「マジですかぃ土方さん…」
「ねーねー、これ(人殺しの)依頼にさ攘夷志士何人かいるんだけど殺していいってこと?これじゃあ血祭りになるけど」
土方は沖田(原作通り)の発言とAの言い方に
「オーイ皆さっき言ったことはナシの方向で。で、海野テメェは残れよここに。
それからコイツはまだ未確認の情報なんだが江戸にとんでもねェ野郎が来てるって情報があんだ」
「とんでもねェ野郎?前に居ますよ」「海野お前は反省文出してこい」「……エッ」「いいから出してこい」
海野は反省文(今まで溜まってたもの)を取りに行った←やったのに出してなかった人
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会議(?)が終わった後、海野は土方の部屋を訪れた
「持ってきましたよ」
「入れ」
「…で、何ですか用あるみたいな雰囲気出してますけど」
「依頼っつーのは?」
「真選組に来る前に受けてたんですよ。誰々を殺して欲しいって。依頼してきた人の名前は知りませんし、顔も覚えてません」
「そーか。その依頼の中に高杉晋助っつー奴いねーか?」
「…ええっと…あ、居ます居ます。同じのが結構あります」
「………合計で十九枚。鬼兵隊を憎む奴らの仕業だな」
「部屋に何枚か置いてきたので、その分足せば結構な数になるかと」
「副長、私どうしたらいいですか?絶好の機会と見て彼を殺せばいいですか?」
「…海野、今お前は償い中だと言うことを忘れるな。それに俺達からお前への罰は感情を持ってもらうこと。
まだ命を軽々しく見ているテメェにはまだ分かんねーと思うが。
とにかく高杉の件は俺達の仕事だ。お前は人殺しをやめてるんだ。見かけたら教えろ。この際沖田でも」
「嫌です絶対に。沖田に頼るくらいなら私、タカスギとか言う男殺します」
「……総悟は無しでいいから誰かに頼れよ。見かけても絶対に殺すな、接触するな。周りに誰も居なかったら逃げろ」
「…はい」
彼女は複雑な心境なまま、祭りの時間を迎えた
人殺しの汚名は捨てたから感情でも拾え→←脇だけ洗っても汚い所は汚いです
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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時