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第三者からすれば皆うるさいよ(同類だよ) ページ20

「こんの野郎は…」

土方は仕事中でありながら堂々と昼寝をして変わったアイマスクをつけている沖田に腹が立っていた。

土方の背後にはAがおり、告げ口したのである


「沖田だけサボってズルいです」

小さな声で言ったつもりが、土方には聞こえていた



「寝てる時まで人をおちょくった顔しやがって…オイ起きろコラ、警備中に惰眠を貪るたァどーゆー了見だ」


すると沖田はアイマスクを下ろした

「何だよ母ちゃん、今日は日曜だぜィ…そこの雌豚、次告げ口したら落とすぞ」

「今日は火曜だ!!」

「これが、本気で殺したいって感情?」


「海野、包丁出すな……つーか何で持ってる」「護身用」


「てめーこうしている間にテロリストが乗り込んできたらどーすんだ、仕事なめんなよコラ」

「全員殺す」「お前、あっち行ってろ話進まねー」

「俺がいつ仕事なめたってんです?俺がなめてんのは土方さんだけでさァ」


「よーし勝負だ 剣を抜けェェェェェ!!」

突然、二人の頭上から拳が。


「仕事中に何遊んでんだァァァ!
お前らは何か!?修学旅行気分か!?枕投げかコノヤローー!」

近藤は真面目だったのだが、その頭の上から殴られた


「お前が一番うるさいわァァァ!!ただでさえ気が立っていると言うのに。女中はどんなもんかと見たが何だあのブスは…役立たずの猿共が!」


「なんだィありゃ こっちは命懸けで身辺警護してやってるってのに」

「お前は寝てただろ」


沖田の言い方に土方はツッこんだ


「幕府の高官だかなんだか知りやせんがなんであんなガマ守らにゃいかんのですか?」

三人は縁側に座った


「総悟俺達は幕府に拾われた身だぞ、幕府がなければ今の俺達はない。恩に報い忠義を尽くすは武士の本懐。真選組の剣は幕府を護るためにある」


「だって海賊とつるんでた奴かもしれん奴ですぜ。どうものれねーや、ねェ土方さん?」

「俺はいつもノリノリだよ」


「アレを見なせェ皆やる気無くしちまって。山崎とAなんかジミー二人でミントンやってますぜミントン」


「二人共ォォォ!!てめーらっ何やってんだコノヤロー!!」


「ギャアアアア!だ、だだだだってAさんが怖い事言うから…!わ、紛らわそうと」


「人のせいにすんのかザキ」


「本当ですって!!ねえ、さっき俺に言ってた事もう一回言ってくんない?」




「…?ああ、カエルって意外と食べられるんですよ。あれ非常食ですか?って事ですよね」



「A、お前今日はゆっくりしとけ」

土方は引きすぎて(しかも過去が残酷すぎて)何も言えなくなった

やっぱり皆、同類だから仲良くしようぜ→←設定変わるなら早めに書いておけ



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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時

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