身近に殺人事件が起きてる時は周りに警戒心を抱け ページ11
同時刻の万事屋……
銀「おい、本当にここで合ってるのか?」
万事屋達は依頼人から電話があり、指定された場所は歌舞伎町から少し離れた村にある山の中だった
新「なんだか、気味が悪いですね……」
楽「あ、紙が貼ってあるネ」
『万事屋さん、この荷物を村の市役所まで運んで下さい』
と書いてある箱が三箱
大きい物一つ、小さいのが二つだ
「私運びますよ」
Aはそう言って箱に近づく
「やめた方がいいぜ?」
坂田はそれを阻止するように彼女の前に立った
「?何故ですか、私手伝いますよ」
「だってお前モブじゃん」
「銀さん、一回殴られろ下さい」
「ごめんなさい新八君」
結局万事屋三人が持つ事になった
大きい物は神楽であとの二人は小さいものを持っていた
「いえ、大丈夫ですよ。昼間の手伝っててもらいましたし」
山道を下っていく。
「はぁー銀さん恵まれないなぁ」
「銀ちゃんバテたアルカ?美人じゃないAがいるかラ?」
「神楽ちゃん?!ダメだってば!手伝って貰ってるのに」
「うるせーヨ、ダメガネ」
「神楽ちゃん……?」
「新八君、大丈夫ですよ。
皆さんは私の容姿に対して色々言ってきますが私、嫌いじゃないんです自分の容姿
だって、
何をしても、
疑われないもの♪」
「へ?」
「ッ?!」
「銀さん?!」「銀ちゃん?!」
坂田はAに腹を刺されてしまう
「は……?」
坂田は腹を支えて立ち上がる
「あー…本当に傑作ですね、その顔。まさか私のような凡人にモブ女に殺されるなんて思わなかった!みたいな表情じゃないですか
まぁ実際そうなんですけどね……さて、天人も人間も逝かせてあげますよ?一人で死ぬなんて可哀想ですから」
「A!何するアルカ?!」
「何って?人を殺してるだけですよ?」
「どうしたんですか、Aさん!!」
「どうしたもクソもなくない?
二人が知ってるかは知らないけどその人は戦争で沢山の人間と天人を殺してきた言わば殺人鬼だよ?
私が守ってあげたと言っても過言では無いでしょ?」
「銀さんは、そんな人じゃない!!!!!」
「ハハッそういうのは裏切られたことが無い人間が言うんだよ。私なんて何回裏切られて来たのか……
数えられないや」
神楽と新八は戦闘態勢に入るものの頼りの坂田は腹を刺されていて重症だ
まさに、絶体絶命
ヒーローは遅れて来るって言うけれどヒーローじゃなくて味方でしょ→←外見で人を決め付けるのはやめた方がいい
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作者名:鬼魂子 | 作成日時:2023年4月7日 23時