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第52話 ページ6

いつも死んでる目をした旦那はここにはいなかった。


今では、希望に満ちた目をしていた。









銀「消させやしねーさ、もう誰も。

たとえか細いろうそくの火でも集まりゃ闇も照らせる。

たとえ火が消されても一本でも日が残っていればまた火を灯せる。



お前にゃ俺の火は消せねェよ。」







銀「何度吹き消そうとも無駄な話だ。

俺にゃとっておきの火種があるんだ。



絶対に消えねェ太陽(ひだね)がついてんだ。」







神楽、新八・・・・・・。









銀「奴等がいる限り、俺ァ何度消されても何度でも燃えあがる。」







ゴゴゴゴ







何だ、この音・・・地響き?









カッ






突然部屋に光が差す。






鳳「なんだ!?






これはっ・・・この(ひかり)は・・・!!」









銀「お前なんぞに俺達の火は消せやしねェ。」









凄い音がして、吉原を覆っていた天井が開いていく。







鳳「たっ太陽ォォォォォ!!」






ツゥと鳳仙の目から血が流れる。








神/新/晴「いけェェェェェェ!!

銀さんんんん!!!



夜王の鎖を・・・」









銀「焼き切れェェェェェ!!」









旦那鳳仙にとどめの一発を入れる。









鳳仙は、太陽の下に飛ばされた。









鳳仙「我が天敵よ。久しぶりに会っても何も変わらぬな。

はるか高みからこの夜王を見下ろしおって全くなんと忌々しい。






だがなんと美しい姿よ。」








神威が鳳仙に、近づき言葉を交わしている。




私達は、その様子を静かに眺めていた。









鳳仙が目を閉じた。









だが、すぐに開いた。









鳳「・・・・・・ひ、日輪。」








いつの間にか来た日輪が鳳仙に膝枕をして涙を流す。









日「バカな人。






本当にバカな(ひと)。」









こうして、戦いは幕を閉じた。

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オン眉 - リクエスト答えてくれてありがとうございましした。とても面白かったです。パート3も見ます!頑張ってください!! (2019年5月1日 18時) (レス) id: 82892bbe16 (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - しゅかさん、コメントありがとうございます!シリーズ2回も見てくれたなんて・・本当に感謝しかないです!ありがとうございました!! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - 冬にアイス2個食べるさん、2回も確認してくれているなんてとても嬉しいです!これからも見て貰えるとありがたいです! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - 7214さんコメントありがとうございます!自己満足で作っている話をそう言って貰えてすごく嬉しいです! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)
クロミ様(プロフ) - MIRAIさんありがとうございます!そう言って貰えてとても励みになってます! (2019年5月1日 11時) (レス) id: ff5427157d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クロミ様 | 作成日時:2019年4月13日 17時

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