【鬼滅の刃】そして私は独りになった

三十九話 ページ43

実弥「なら、どうにかしてよォ



あいつの暴走を止めろよ





止める方法をよォ！！」






杏寿郎「うむ！いい蹴りだがこれでは俺は殺せないな！！」



雪兎の蹴りを手で止める





実弥「時間がねぇぞ！



煉獄が止めてくれてんだろうがァ





テメェ起こしたことなんだからよォ



テメェも行けやァ！！」



胸ぐらを掴まれて怒鳴られる





これで止まってくれるかどうか分からない




だけど…………





やらなきゃ




雪兎を止めて聞かなきゃ






私のことを…………







本当の真実を…………








雪兎の口から直接！










そう思いながらフラフラした足取りで炎柱と戦っている(雪兎が一方的に)所に向かった








『待って…………






雪兎』






雪兎の肩に手をのせて言う







『私は……




もう、コイツが死ぬことは望んでいないよ…………』







お願い……

届いて……






『まだ、雪兎の口から真実を聞いていない…………




私のこと、まだ、聞いてないよ…………






私、自分のこと何も知らないんだ



雪兎は知ってるんでしょ？





もう、人のために手を汚さないで…………







お願い



戻ってきて






雪兎』

四十話→←三十八話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す