【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ Part1

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【樹side】


なーんか嫌な予感…



店長はニコニコしながら部屋を出て行き、従業員の部屋には俺と安室さんの2人だ



はい、そして毎回恒例、盗聴器の確認



そして…



樹「高宮樹といいます、よろしくお願いします」



そう言って握手をしようと手を伸ばすと…



樹「……」



この人の指、“うまく隠しているようだけどガンダコがある”



ということに気がつく



まあ、潜入捜査だもんね、ガンダコくらいあってもおかしくはないけど



次はどうしようかなー



あ、“どうやって探りを入れようかな”ってことね



この人の性格はいまいちわからないから、どこまで信用して話せる人かが知りたいのだ



だから今、探りを入れる段階



どんな反応をするか…ね？



樹「あれ、もしかして公安警察？」



かなりの危険発言だが、今回はこれで探ってみよう









アレ、俺もガンダコあるやん(真顔)


______


「「頼太君！初音さん！結婚おめでとー！！」」



暫くして、結婚前夜祭が始まる



とりあえずまあ驚いたのは毛利達がいたことだよね、なんでいるの



変装しているとはいえど今日のやつはバレるだろう



だって泣きぼくろあるし肌の色そのままだし眼鏡しただけだからね



髪の色違うだけだよ、眼鏡変装見慣れてるコナン達からしたら“あれ、髪色違うけど高宮さんだよな”程度だよ多分



店員「高宮さん、このオレンジジュースを新郎さん達のお席に運んでくれる？」



“新郎さん達のお席”って…コナン達のとこじゃん



しかもオレンジジュースってことはコナンだな？



樹「はいわかりました！」



まあ断ることなんてできないけども



店員「ありがとう！もうすぐでケーキも運ぶ筈だから！」



それに返事をしつつ、オレンジジュースを持ってコナン達がいる席に向かった



樹「お待たせいたしました、オレンジジュースです」



コナン「ありがとうございま…え！？」



蘭「？どうしたのコナンくn…え、」



2人とも驚いているが、流石に名前は口に出せないでいた



ごめんね困らせて



樹「ｸｽｯ今日は高宮です。奇遇だな毛利達！」



コナン「お仕事？」



樹「そ。探偵の方のね」



小五郎「依頼でバイトたぁ店の手伝いか？」



ちょっと違うよね



樹「依頼内容は言えないけどね、というか小五郎おじさんの同級生とか？」



そう言って新郎さんの方を見た

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