【名探偵コナン】顔広すぎだよ、いくつの顔？ Part1

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【樹side】


樹「______いやぁすみません店長…」



店長「なぁに、元々俺らは依頼人と探偵の関係だぜ！お前に世話になったことには変わりねぇんだし、お前の仕事の手伝いくれぇさせてくれや！」



そう言ってガハハと笑うのは、俺が今いるレストランの店長



俺は今日からここのレストランでバイトをする



いや、“今日から”じゃないな…“今日だけ”だね



ある依頼でここに来ている



赤井さんの家(工藤の家)に行った日の帰りに電話で受けた依頼で、その依頼を達成するためにはここでバイトするしかなかったのだ



依頼人は佐野 佳菜美(さの かなみ)さんといって、今日このレストランをほぼ貸し切り状態にして行われる結婚前夜祭の主役である、新婦さんの親友らしい



依頼内容は“新郎さんが浮気が激しいから、酒が入るこの場ではせめて何も起こらないように見張り”だ



そんなことに探偵を使うなよとも思ったが今日は暇だったし、何より結婚前夜祭の会場であるレストランの店長が、偶然俺と知り合いだったのだ



1ヶ月くらい前に依頼人と探偵の関係だった人



だから俺は今回、そこの店員を装って新郎さんを見張るということだ



まあこれだけでいつもよりかなりの依頼料が貰えるし、俺のファンでサイン欲しいって言ってたし、俺もなにかと好都合だったわけ



店長「基本的には運んで注文聞くだけだ、他はやんなくていいからな！」



念を押したのは、俺が料理することを恐れたんだろう



店長「それと今日からバイトの新人が1人いるから、ソイツとも仲良くやってくれや」



そう言った店長の目線の先には______









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？「こんにちは、安室透です」



安室透ことバーボンがいた

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