死んだかと思ったら転生して赤井秀一にガン見されてます…

18話 ページ20

ポアロに行ったあと私は2学期になるまで、一歩も外に出ずにいた。

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赤井side(ちょっと時間が巻き戻ります)

(ショッピングセンターでの事件、それから鰻屋でのアイツの発言…
アイツは情報源については一切教えてくれなかった。ましてや、俺に尋問されても絶対に口を割らないとまで言った。本当に何者なんだ…?蘇我A…)



Aと別れたあと、俺はすぐに蘇我Aについて徹底的に調べることにした。そこで、俺は公安のサーバーに不正アクセスして蘇我Aの戸籍情報を見つけた。






(……………………………………アイツ、一般人にしては情報が少なすぎるな…。

まさか、アイツも黒の組織の人間か?いや、組織のリストは下から幹部まで潜入する前にすべて覚えた。新人が入ればその都度覚えたから、それは有り得ないか…

一応、公安のノックリストも確認したがアイツの情報は無い。だからアイツは公安の人間でもない………………。公安だったなら、あの推理と、俺の事多少…………………にしては細かい所まで知っているようだったが、まｧ、それはどうでもいいが、もしアイツが公安だったなら納得はできる。だが、公安ではない……。

アイツは高校を日本で異例の飛び級をしているということ以外、彼女には変わった点はない。


ならば、アイツはどこで俺の事を知った?恐らく、俺の事を知っているということは、バーボンや、スコッチについても知っているはずだ…)


彼女について、少ししか情報を掴めなかった赤井秀一は、次の打開策に出ることにした。

(このままではアイツについて何も分からないな…直接、接触するしかないか…

さて、久々に相手をしてやる。蘇我A。


所謂、ハニトラだが、)


赤井秀一は、蘇我Aとの接触を試みたが9月になるまで会うことはなかった。

(アイツ、引きこもりやがったな……)

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